“イクメンうつ”になる夫、夫に殺意さえ持つ妻…ギリギリ育児の不幸
夫婦がお互いに怒りを抱えている不幸
そもそも、“仕事も育児も100%”と考える方が無理なのではないでしょうか。仕事の片手間にやれるほど甘くない。子育ては、キャリアアップ以上の大事業のはず。
「何かをつかむためには、一度何かを手離さなければならない」と、著者は訴えます。育児に集中している間は、ある程度仕事をあきらめざるを得ないのだと。
結局、自分でどうにかするしかない?
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『ルポ父親たちの葛藤 仕事と家庭の両立は夢なのか』 なぜ男性の「家庭進出」が進まないのか。著書は「これまでのイクメンブームの盛り上げ方に短絡的な部分があったと認めざるを得ないのではないか」と問いかける。ではどうしたらいいのか。仕事と家庭の板挟みに悩む父親たちの本音、彼らに殺意さえ覚えるという妻たちの本音、理想ばかりを言っていられない会社側の本音、そして冷徹に世相を物語る数々のデータから、ヒントを見い出す。
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