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桐谷・山崎の“梅干しキス”の行方は?夏の月9ドラマはベタなのがいい

夏ドラマ評 月曜編】  2016年夏ドラマが始まった。月曜から日曜日ごとに、ドラマ好きライター小林が初回放送をもとに見どころ、個人的な突っ込みポイントを紹介していく。ザザーっと放送ラインナップを確認して、一言。「オリンピック放送に負けるな! 日本ドラマ!」というところだろうか。どれが金メダルに輝くか、まだ勝負は始まったばかり。まずは毎週月曜放送の月9から。

桐谷・山崎の「梅干しキス」の行方

好きな人がいること

「好きな人がいること」 公式サイトより http://www.fujitv.co.jp/sukinahitogairukoto

「好きな人がいること」 (フジテレビ/月曜21時~/出演:桐谷美玲、山崎賢人(※)、三浦翔平、野村周平)  夏の風物詩、きました。  仕事を失って落ち込んでいたパティシエ・櫻井美咲(桐谷美玲)の前に現れたのは、学生時代に好きだった柴崎千秋(三浦翔平)だった。彼に誘われて海辺のレストランで夏の間住み込みで働くことになった美咲。イケメン3兄弟との共同生活で、4年間キスもしていない恋愛から干された彼女に、恋は芽生えるのか?  夏の月9といえば、「海」に「イケメン」に「同居」、ときどき「レストラン」だ。1997年放送「ビーチボーイズ」では、反町隆史と竹野内豊が海で民宿のスタッフに。2013年放送「SUMMER NUDE(サマーヌード)」では、山P主演で香里奈が海の家で料理を作っていたことを思い出す。  そう、ベタもいいから夏のこの枠は今後もこのままの方向でお願いしたいところ。こんなハーレムはないとわかっているけれど、ドラマでくらいは夢を見たっていいじゃないかと思う。
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気になる恋の行方と菜々緒のラスボス感
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