＜みきーるの女子マインド学＞ 　30代以上で、明るく社交的。気さくで、面倒見がよくて、既婚の友達を見れば「いいなー！ オレも結婚したい！」なんて言ったりする。なのに、一向に結婚のケの字も出ない。 　そんな男が、よくいます。実は彼は「結婚できないんじゃなくて、したくない」、困った“結婚ゴースト”なのです。 　ゴーストですから、「もし彼と結婚したら……」なんて夢は見せてくれるのですが、いざ実体をつかもうとするとフッと逃げる。取り残された女性は、混乱してしまいます。 「ウチの彼も結婚ゴースト⁉︎」と思ったら、ちょっとチェックしてみましょう。 【彼の結婚ゴースト度診断】 ◯実家住まい、または至近に住んでいる。 ◯家族仲がよい。 ◯既婚の兄弟がいて、甥や姪がいる。 ◯彼女がいても、よく女性をほめる。 ◯誘われたら断らない。 ◯気前がいい。 ◯家に呼んでくれるが、こちらの家には来ない。 ◯自由業、自営業である。 ◯旅行好き。 ◯ガマンが嫌い。 ◯しれっと婚活してたりする。 　あてはまる項目が多いほど、“結婚ゴースト度”も上がります。でも、なぜゴーストがいるのでしょう？ 　思うに彼らは、「そのうち、そのうち」と思っているうちにまわりがどんどん成仏(結婚)し、「あれれ？ オレだけゴーストになっちゃった！ でもこの感じ、悪くない……」と、その状況を楽しんでいるようなのです。 　コミュ力はあるので、パーティーやバーベキューを仕切ったり、気軽に女性に声をかけたりと、女っけに飢えてはいない。 　また、「親に孫を見せる」的なミッションは兄弟が済ませてくれてプレッシャーもないし、お金も時間も自由になるので、この環境を手放す意味がないのでしょう。 　男性は30歳まで童貞だと魔法使いになると言いますが、それなりに女性と付き合っても腹がくくれぬと、ゴーストになってしまうのです。 　実体に触れようとさえしなければ、ゴーストとの恋はロマンチック。けれど、もし彼を生身のパートナーにしたいなら、あなたから可愛らしくリードするといいですよ！ ＜TEXT／みきーる＞ ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【みきーる】 ジャニヲタ・エバンジェリスト。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニヲタあるある』（アスペクト）『ひみつのジャニヲタ』（青春出版社）他。Twitterアカウント:@mikiru。公式ブログ『俯瞰！ ジャニヲタ百景』