うつやガンまで防ぐ、“夜のひとり活動”はメリットだらけ
9月15日に発表された「第15回出生動向基本調査」が話題を呼びました。18~34歳の未婚男性のうちおよそ7割、女性では6割に恋人がいないというのです。それだけでなく、「性経験なし」は男女ともに4割超え。草食どころか、断食状態とも言えそうです。
でもこうした傾向は日本だけではないのだそう。アメリカでも“ミレニアル世代”(1980年代半ばから2003年の間に生まれた世代)は、恋愛や性交渉に積極的ではないといいます。その原因は識者によって見解の分かれるところ。いずれにせよ、みんなヤラなくなってきている。
ただし、人間だもの。性欲はあるはずじゃないか。では、どう処理しているのかというと……。
そう。マスターベーション(以後、セルフプレジャー)。
“非モテがさびしさを紛らわす行為”との認識はいまだに根強いかと思います。でも、そんな考えもそろそろ終わりにしませんか? だってとっても健康に良いではありませんか――。そんな、セルフプレジャーの長所をまとめた記事が、去る5月にイギリスの名門紙「インディペンデント」のサイトに掲載されていました。
(ちなみに5月は、国際マス月間「International Masturbation Month」だそうです)
たとえば、メンタル面。絶頂とともに放たれる脳内物質のエンドルフィンが、うつ状態になるのを防ぐのだそう。もちろんパートナーとのまぐわいでもよいのでしょうが、より効率的に自分のペースで達するにはひとりがベター。
さらに、男女ともにガンのリスクを軽減することが、研究で明らかになっているといいます。女性は子宮頸ガン、男性は前立腺ガンですね。特に女性については、快感が頸部の筋肉をほぐすのがいいようです。
そして、女性におすすめの理由がもう一つ。月経痛をやわらげる効果を感じる人が多数とのこと。やはり筋肉の緊張に関係しているのでしょうか。
他にも、終えたあとぐっすり眠れるとか、性病や妊娠の心配がないとか、いいこと尽くめだと「インディペンデント」は報じています。
イギリス名門紙に見る「ひとりですることの凄いメリット」
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