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日活ロマンポルノ、みうらじゅんに聞く楽しみ方

 日活ロマンポルノ製作開始45周年を記念し、園子温や行定勲といった日本映画の第一線で活躍する監督たちが新作ロマンポルノを製作する「ロマンポルノリブートプロジェクト」。その一環として、さまざまな作品の名シーンを贅沢に切り取って紹介する『ザッツ・ロマンポルノ 女神たちの微笑み』がブルーレイ化されました。

『ザッツ・ロマンポルノ 女神たちの微笑み』

『ザッツ・ロマンポルノ 女神たちの微笑み』

 音声特典のコメンタリー「みうらじゅんの『わが愛しのロマンポルノ!』」を収録したみうらじゅんさんに“70年代、童貞こじらせ男子”の思いを伺いました。

みうらじゅん

みうらじゅんさん

俺らは『色情海女 ふんどし祭り』を通過して大人になった



――オーディオコメンタリーの収録をされました。

みうらじゅん:紹介されてる作品の中には初見のものもありましたが、思い出深いのもたくさん入ってましたね。もう40年以上前の記憶ですが(笑)。僕は高校の中間テストや期末テストが終ると、必ず自分への“ご褒美”としてポルノ映画に行ってましたからね。平日の昼間、ガラガラの映画館にポツンポツンとおっさんが座ってて。まだかわいい坊やだったからさ、僕の体を触りにくるの。それが怖くてね(笑)。ドキドキしながら見てました。そちらの発展場でもあったんでしょう。

収録中のみうらさん

収録中のみうらさん

――最初にご覧になったのは。

みうらじゅん:『生贄夫人』でしたね。3本立てうちの一本が。入ったらいきなり『生贄夫人』をやってて。SMってものは知ってたけど、最後は浣腸だからね。もう衝撃を受けちゃって。そのあともいろんな作品を観たけど、どこか物足りないんだよね。出だしでこれくらってる人間って、やっぱり人生変わるんですよ。全ジャンルのポルノが好きな人っていないと思うからね。

『生贄夫人』

『生贄夫人』

 でも当時は3本立てだから、苦手なものもごっちゃに入ってる。いまは『色情海女 ふんどし祭り』を通過しなくても大人になれるけど、俺らはそれを通過して大人になってるから(笑)。ジャンルは広いんですよ。いろんなところからエロを抽出できる才能を植え付けられた。童貞のときに全くリアリティのない世界を見せられてるからね。だから、今でもいろいろしゃべれる。いろんなジャンルの処方箋をいただいているので。

『色情海女 ふんどし祭り』

『色情海女 ふんどし祭り』


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