誰でもできる極上イチゴ・スイーツ、「ババタロウ」の作り方
死ぬ前、最後に食べたい。
冬の間、勢力的に食べたい美容食材と言えば「イチゴ」。他の果物に比べると、少々値がはりますが、やっぱり美味しい。宝石のようなビジュアルと、つぶつぶジューシー感も相まって、あー、もう最高!最後の晩餐として選ぶなら、私は迷わずイチゴです。
そこで今回は、「イチゴ」についてのお話。超簡単! 超美味! 美肌スイーツのレシピもご紹介します。
まずは、イチゴの魅力についてまとめてみました。
(1)ビタミンC、抗酸化物質が豊富
ビタミンCはレモンの1.5倍。たった7粒で1日に必要なビタミンCが補えるため、美肌作りや風邪対策には最適です。また、アントシアニン、キシリトール、フラボノイドと言った「抗酸化物質」も豊富で、アンチエイジング対策や虫歯予防にも。これらの栄養素を効率良く取り入れたいなら、スムージーがベスト。
(2)シャンパンや甘味との相性がバツグン
トシ・ヨロイヅカの「イチゴリゾット」然り、他の素材と組み合わせた時のマリアージュ力は最強です。甘さ、酸味、香りの黄金バランスにより、シャンパン、生クリーム、アンコ、チョコレート等が妖艶に楽しめます。
(3)品種が豊富
リンゴに匹敵する程、バリエーション豊か。見た目、甘さ、酸味、ジューシー度、滑らかさ等のバランスによって、味わいは多種多様。驚くほど違った味わいが、食いしん坊の好奇心をそそります。
※主な品種の特徴
⇒【画像】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=64418
最後に、イチゴたっぷりビューティースイーツの作り方をご紹介。ビタミンCとコラーゲンが嬉しい「ジューシーババロア」です。材料も作り方も超シンプルなのに、実に美味。我が家では「ババタロウ」と呼ばれ、長年愛されています。
⇒【画像】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=64419
<材料>4人分
・イチゴ 1パック
・生クリーム 1パック
・砂糖 50グラム
・ゼラチンパウダー 7.5グラム
・お湯 100ml
・レモン汁 1/2個分
<作り方>
(1)ボウルの中で、イチゴをフォークもしくはマッシャーで潰す。果肉が荒く残るくらいで良い。
(2)ゼラチンパウダーをお湯で溶かしておく。
(3)小鍋に生クリームと砂糖を入れて温める。かき混ぜながらゆっくり加熱し、砂糖が溶けたら、ゼラチン汁、レモン汁、潰したイチゴを加える。全体が混ざり合ったら速やかに火を止める。火は弱火、沸騰させないことがポイント。
(4)グラスやタッパーなどの容器に注ぎ入れ、粗熱を取って冷蔵庫で冷やし固めれば完成!キューブ状に切り分けても良し、スプーンですくっても良し。イチゴを添えるとより豪華なデザートに。
さあ、イチゴの旬はまだまだ続きますから、お好きな品種・美味しい食べ方を見つけてみてはいかがでしょうか?
<TEXT, PHOTO/料理研究家・スギ アカツキ>
才色兼備ナンバーワン!
カンタンなのに美味すぎる!「ババタロウ」の作り方
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12