【シングルマザー社長の妊活記 Vol.6】 　バツイチシングルマザーの杉沢志乃です。単刀直入に言いますが、第2子（できれば男の子）が欲しいので子供を作ってくれる男性（種）を探しています。 　先日、公私ともにお世話になっていて、夫婦仲コメンテーターとしても活躍されている二松まゆみ先生に著書『堂々再婚』をプレゼントして頂き、「志乃さんに絶対読んで欲しいのよ!!」と鼻息荒めに仰るので読んでみることにしました。 　すると気になる一文が。 「結婚市場の中で、実はバツイチ女性は人気。モテます。離婚しても、何度でも王子様は現れますから、自信を持つことが大切！」 　ほほう。良いことを聞いた。いよいよバツイチがモテる時代になったのか！ まゆみ先生が言うなら間違いない！ 種探しに俄然ヤル気になっている今日この頃です。 　さて、今回のお相手のスペックはこちら。 年齢：53歳 職業：会社経営 推定年収：5千万円 結婚：未婚 外見：俳優「高橋克実」の髪有り 性格：普段は誠実。酔うとキス魔 　15年来の友人で独身時代はもちろん、結婚している時も、子供が生まれてからも、離婚してからも、ずーっと変わらずに見守ってくれているおじさま。いい人だし、「もうこの人でいいかな？」と思った事もあるのですが、セックスをすることがどうしても想像できず、断念してきました（なんだかんだで結局はセックスしなきゃ子供はできませんからね）。 　しかし、こんなに長い間好意を抱き続けてくれる人は他にいないし、年収も申し分ない。性欲も強そうだし、生命力に溢れてるからきっと精子の量も多そう！ すぐ妊娠できそう!! おじさまに対する可能性を感じたのです。 　そう。私の目的は「子供」。イケメンでもお金でもなく「活きのいい精子」なんだという事を改めて肝に銘じ、いざデートに挑みました。