それと反応を引き出すには、まず第一段階として、おうむ返しを求めましょう。「気持ちいい？」「気持ちいい」。「もっとして欲しいの？」「もっとして」。 　次は、少しだけ駆け引きをしてください。セナさんが攻める時は「気持ちいい？ ちゃんと答えなきゃ止めちゃうよ」、逆なら「これダメ、すぐイッちゃうからダメ、あぁ、止めちゃっダメぇ」と、わかりやすいフリをしてください。 　それから、彼が答えを自発的に考えるような質問をしていきましょう。「どうして欲しい？」「ここはどう？」「どういうのが好き？」といった具合です。これは「晩御飯何がいい？」と聞いた時に「なんでもいいよ」と答えるのではなく、「こないだ作ってくれたカレーが美味しかったから、あれに今日はカツを乗せてカツカレーがいいな」と言うようになってもらう感じです 　草食系男子は、簡単、便利、ノーリスクを求めます。だから、その真逆のセックスを面倒臭いことと思っていたり、全部してもらえるならいいけど……と相手任せだったりしがちです。でも、セックスの楽しさは答えがひとつではなく、悦びの種類もたくさんあることだという本質がわかれば、少しずつですが覚醒してくるはずです。人類のDNAには必ずそれが組み込まれてます。もちろん人によって好きの度合いに差はありますが、いずれにせよ、セナさんの彼を愛おしく思う気持ちとエロい反応は不可欠です。 　年上として相手に教えてあげるという上から目線ではなく、愛おしい相手と悦びを共有したいという同じ目線で接してください。言いたいことも言えずにPOISONが体に回らないうちに、さぁ！ ＜TEXT／森林原人＞ ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【性活相談者を募集！】 森林原人さんに悩みを相談したい方は、こちらのお問い合わせフォーム(https://joshi-spa.jp/inquiry)まで、お名前はハンドルネームまたは匿名希望、題名の冒頭に【性活相談】を入れ、お送りください。 ※相談内容の一部を変えて取り上げさせていただく場合がございます。