最後はカバーというより、もう貫禄があり過ぎて完全に自分の曲にしてしまっているテイラー・スウィフト。ゲストに招いたメアリー・J・ブライジの「Doubt」(アルバム『The London Sessions』収録)をデュエットする姿に、“フランク・シナトラが女性だったらこんな感じかも”と思ってしまいました。20歳近い年齢差をものともしない、テイラーの堂々たるホストぶりには驚くばかりです。
⇒【YouTube】はコチラ Mary J. Blige, Taylor Swift – Doubt https://youtu.be/GZ0474w66uw
でも、押さえておかなければいけないのは、決して上手にカバーすることが目的ではないということです。Goose houseの皆さんが、どれだけ一生懸命にやっても音楽にならないのはどうしてだろうか? むしろそれを考えるために、他人の曲を学ぶのだろうと思います。 <TEXT/石黒隆之>