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ソフトバンクCMのジャスティン・ビーバー、ギターと歌だけで勝負できる人の条件

カバーも、もはや自分の曲…テイラー・スウィフトの貫録

 最後はカバーというより、もう貫禄があり過ぎて完全に自分の曲にしてしまっているテイラー・スウィフト。ゲストに招いたメアリー・J・ブライジの「Doubt」(アルバム『The London Sessions』収録)をデュエットする姿に、“フランク・シナトラが女性だったらこんな感じかも”と思ってしまいました。20歳近い年齢差をものともしない、テイラーの堂々たるホストぶりには驚くばかりです。 ⇒【YouTube】はコチラ Mary J. Blige, Taylor Swift – Doubt https://youtu.be/GZ0474w66uw  でも、押さえておかなければいけないのは、決して上手にカバーすることが目的ではないということです。Goose houseの皆さんが、どれだけ一生懸命にやっても音楽にならないのはどうしてだろうか? むしろそれを考えるために、他人の曲を学ぶのだろうと思います。 <TEXT/石黒隆之>
石黒隆之
音楽批評の他、スポーツ、エンタメ、政治について執筆。『新潮』『ユリイカ』等に音楽評論を寄稿。『Number』等でスポーツ取材の経験もあり。いつかストリートピアノで「お富さん」(春日八郎)を弾きたい。Twitter: @TakayukiIshigu4
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