自分とセックスをして夢中になってくれたり、本気で感じてくれたり、ましてや我を忘れてくれたりしたら、誰だってその人を愛おしく思うものです。見た目の美しさや、造形的なバランスに対して感じる好意よりももっと深く、原始的な好ましい感情が溢れてくるのです。
あなたと対峙している時の彼氏は普通の男じゃありません。“愛の人”です。そんな人に出会えた奇跡に感謝しつつ、満喫してください。愛という状態は瞬間的なもので、2人の未来を保障しているわけではありません。その瞬間をどれだけ積み重ねていけるかが本当に難しいことで、多くの人の人生の目標になっていると僕は思います。
彼氏が心配したのは外見そのものよりも、あなたの体、健康面です。僕も、白目むく女性に初めて会ったときはビビりました。何か発作でも起きたんじゃないかと思ったんです。
それと、気にしていない“素振り”に見えるのは、白目になったことを気にしてないけど、白目になったことを気にしだしているあなたのことを気にしているからなのです。
包み込むような優しさです。
その彼氏の優しさにあなたが応える方法は、今までと変わらず彼氏とのセックスにのめり込み、白目をむいたらどうしようなんて気にしないことです。
ここまで言っても気になるようなら、白目をむかない方法を教えておきます。
相手の目を見ること。彼氏の目をじっと見ながら感じ、我を忘れてしまうギリギリの瞬間まで見つめ続けてください。あなたの本気がきっと伝わります。そして、あなたが我を忘れた瞬間を目の当たりにした彼氏は、これ以上ないほどの愛おしさをあなたに感じることでしょう。
最後に、ブリーフ&トランクスという歌手の「青のり」という歌を紹介しておきます。大好きな女の子が前歯に青のりをつけていて気持ちが冷めちゃったという内容の歌です。普通の男は時として、この程度のことでも冷めてしまったりするんです。白目をむいてもあなたは愛されている。自信を持ってください。

森林原人さん
<TEXT/森林原人>
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