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「ひがみソングの女王」が女性の共感を呼びまくる理由【関取花インタビュー】

自分の経験を膨らませて歌詞に

――関取さんは歌詞とメロディー、どちらを先に作ることが多いですか? 関取:どちらと決めていることはないです。 ――『べつに』は完全に女性目線ですが、同曲が収録されているアルバム『君によく似た人がいる』には『もしも僕に』という、あえて男性目線になって父親になった自分を想像する一曲がありました。 ⇒【YouTube】はコチラ 関取花「もしも僕に」 https://youtu.be/-pex_kWMoOo 関取:『もしも僕に』は先にメロディーが出来上がって、その時点でなんとなく曲の性別をイメージしたんですね。自分の中に男女両方の性があるとしたら、男性目線で書くことでよりフラットにというか、歌詞の意味が柔和になるのかなという狙いもありました。  女性の私が歌っているので、女性目線にしてしまうと母性の要素が出すぎてしまう懸念もありましたね。まだ私に子どもがいないし、母心をうまく語れる自信はないな、って。“ひがみソング”もそうですけど、自分の経験を今後膨らませて、いろいろな観点を曲づくりに生かしていきたいな、と思います。あ、真面目っぽかったですか(笑)? 関取花さん_2==== 「ひがみソングの女王」と聞くと、芸人風のキャラクターを想像してしまいがちですが、関取さんは歌う自分とまっすぐに向き合うとても真面目な女性でした。とはいえ次回はみなさまの期待が膨らむ、関取さんの人間ウォッチングについてお伝えします! 【関取花プロフィール】 ‘90年、神奈川県横浜市出身のシンガーソングライター。アルバム『君によく似た人がいる』が好評発売中。4~5月、都内近郊にてライブ出演予定あり。 公式サイト:http://www.sekitorihana.com <TEXT/スナイパー小林 PHOTO/林紘輝> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
スナイパー小林
ドラマ解説、芸能、恋愛、カルチャー、美容・健康ネタ好きのライターであり、編集者であり。執筆や編集を手がけた媒体は100冊以上。約20年以上ドラマをこよなく愛し、ついには趣味が仕事になった幸せ者のアラフォー。Twitter:@hisano_k
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