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星野源の番組「おげんさん」、話題だけどもったいない面も… 

もし『おげんさん~』の第2回があるなら…

 でもやっぱり“エンターテイナーとしての源ちゃん”をメインに展開するのであれば、ロケ先で演奏するなんてどうでしょう。といっても、街歩きしながらギターで流しをやるより、もうちょっとオシャレでとぼけた感じが合いそうですから、沈む夕日を背にボートの上で「くだらないの中に」を歌ってみるとか。  同じく“ホソノチルドレン”のマック・デマルコというシンガーソングライターがアメリカの公共ラジオの動画で、ボートに小型キーボードを持ち込んでユル~い感じで歌っているのを思い出しました。  初回の生放送、しかも手探り状態とあって、色々な意見が飛び交った『おげんさんといっしょ』ですが、まともな音楽演奏を楽しめる番組は年々減ってきているので、ぜひとも続いてほしい番組だと思いました。 <TEXT/音楽批評・石黒隆之> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
石黒隆之
音楽批評の他、スポーツ、エンタメ、政治について執筆。『新潮』『ユリイカ』等に音楽評論を寄稿。『Number』等でスポーツ取材の経験もあり。いつかストリートピアノで「お富さん」(春日八郎)を弾きたい。Twitter: @TakayukiIshigu4
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