こんにちは。yuzuka（ユズカ）です。私が学んだ世の中の「本音と建前」をベースに、悩めるフォロワーさんのお悩み相談にお答えするこの連載。第6回目のお悩みは、恋愛だけの問題ではなさそうです。 相談者：美南（仮名）24歳 「浮気をするのが悪いことだということを理解できません。結婚後は『不倫』という“罪”のようなものになるのは理解できますが、『付き合う』ってのはたかだか男女間の約束で、そこに縛りつける権利が発生するとは思えないのです。 　浮気のデメリットって、なんなんでしょうか。バレなければ相手も傷つけないし、実際、浮気をしている女性は多いように思います。黙っていれば、器用にやれば。問題と思うのは、私だけなのでしょうか?」 yuzukaさんの回答 　浮気をするのは、相手を傷つける。確かにそうですね。でも、本当の意味で傷つくのは、相手ではなく、貴女かもしれません。 　ぶっちゃけてしまいましょう。実は美南さんが言うように、浮気って「メリットだらけ」なんです。 　人間の心には、揺らぎがあります。彼について熱く燃え盛るような愛の気持ちが溢れている時もあれば、そうでない時もある。そしてそれはお互い様、彼も同じです。彼以外に気持ちを向けることで、その揺らぎを、自分の中でうまく調節することが出来るわけですね。彼が素っ気なければ浮気相手に優しさを求めれば良いわけですし、その逆に彼に嫌気が差している時は、浮気相手に逃げれば良い。 「浮気相手」というのは優しい場合がほとんどですから、彼以外の優しさに癒されてイライラが収まったり、寂しさが紛れたり、反対に彼の良さを再確認する場合もあるかもしれません。嫌な感情を簡単にデトックスできるので、「浮気をしてから本命の彼との関係が良くなった」という話は、嫌というほど聞くものです。 「1人の人を一途に愛する」ことは難しいし、体力が必要です。それと同じくらい「1人の人に一途に愛される」のも実は疲れてしまう瞬間があるのです。一体、なぜか。それは、「愛の出力の調整」が難しいからです。出すぎたり、出なさすぎたり、彼への愛の出量を調節する手段として、「浮気」ってもってこいなんですよね。