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結婚式で花嫁が酔ってフラフラ…レストラン披露宴の落とし穴

酔っ払って千鳥足の新婦

披露宴会場 そして3つ目の困ったこと。お酒を捨てられるバケツの存在を知らされていなかったことでした。 「私は元々お酒は強かったのですが、あいさつに回る席々でワインを注がれました。普通は参列者が新郎新婦の席に回ってきてくれるものなのですが、司会もいないので勝手に2人で動き始めたのが失敗でした」  そこから注がれるがままにワインにビールにと次々と飲み、やがて葵さんは酔っぱらい始めます。その時、介添えスタッフが言ったのです。 「こんなに歩き続ける新婦さんは初めて見ました。普通は新郎新婦は自分の席に座って、お酒を注ぎに来られても、テーブルの下にあるバケツに捨てるんですよ(苦笑)」 結婚式の準備不足が… 時すでに遅し。千鳥足で真っ赤な顔になった葵さん。残っている新郎新婦2人の写真は、まるで『サザエさん』の波平さんが酔った時のように、両ほっぺと鼻の頭がまっかな酔っ払い顔だったのです。

写真は簡単なものだけで、記録も記憶もなし…

「そうそう、もう1つ困ったことがありました。夫の職業は出版社で働くカメラマンだったで、当日の参列者にもカメラマンが多くいました。そのため、結婚式場専属のカメラマンは発注しなかったのです。  誰かカメラを持ってきてくれるだろう~という甘い考えの元、いざ式が始まった時に気付きました。カメラマンさんたちの誰もカメラを持ってきていない! 残念ながら本物が撮った写真は残っておらず、結局、素人の参列者が撮った写メと簡単なコンパクトカメラの写真だけが残りました……」  葵さんから、まだ結婚していない皆さんにアドバイス。 「せっかく作ったドレスの写真もきれいには残っていなくて、なんのために作ったのか分かりません。みなさん、打ち合わせは詳細までしっかりとつめて、シュミレーションをした上で当日を迎えてください。私は酔っぱらって、式の記憶もほぼありません(笑)」  葵さんを反面教師に、みなさん幸せな結婚式を迎えてください! ―闇系結婚式エピソード― vol.4 <TEXT/大伯 飛鳥、イラスト/鈴木詩子> 【大伯 飛鳥】芸能、事件、興味ある事案に猪突猛進・突撃取材系ライター。
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