こんにちは、yuzuka（ユズカ）です。みなさんのお悩み相談にお答えするこの連載。第11回は女なら誰もが悩む、あの問題です。 相談者：ゆず さん（仮名）20歳 「私には、付き合いたての彼がいます。何度かデートを重ね、自分から告白しました。彼は優しくて、不満を探すのが難しいくらいです。そんな中、唯一、私を悩ませる存在があります。それは“元カノ”です。 　彼と付き合って1か月もたたないうちに、彼が一人暮らしするマンションに遊びに行くと、明らかに女物の化粧水やブラシなど、いたるところに元カノを感じる物がありました。彼女がいたことは知っていますが、別れているのに処分しない彼に不信感も抱きます。でも、自分から告白した後ろめたさもあって、なかなか口にも出せず、形跡が見つかるたびに隠れて泣いている毎日です。 　こういう場合って、指摘するべきなのでしょうか？ うっとうしがられませんか？」 yuzukaさんの回答 　女性にとっての永遠のテーマ「元カノ」。考え方を変えれば、少しだけ楽になれるかもしれません。 　まずひとつ、言っておきたいことがあります。 　元カノ問題が勃発する時、必ずと言ってもいいほど、発端は「元カノの使っていたものを見つけてしまった」ことにあります。彼の自宅に泊まりに行って、洗面台を開いてみたら、高そうな美容液があった。こんなもの、彼が使っているとは思えない……。 　こうして見つかった「他の女の形跡」は、心のササクレになり、長らく心にひっかかります。それを見れば、その洗面台で風呂上がりのスキンケアをしている女の子が脳裏によぎり、その女の子と彼との生活を想像してしまうものです。 　しかし、考えてみてほしいのです。 　本当にやましいものを、わざわざ分かりやすい場所に、置いたままにするでしょうか? 　逆の立場で考えてみましょう。あなたが本当に愛していた彼にフラれたとします。目を閉じればその彼が浮かんでくるほど、引きずっている。そういう時って、彼との思い出の品を捨てて、目に入らないようにしたり、大事にしまっておいたりしませんか？ 　それが彼の使っていた“カミソリ”や“男物のワックス”だったら……。もしも新しい彼が遊びに来るなんてことになった場合、まず最初に思い出し、絶対に目につかない場所に隠すはずです。 　テキトウに目につく場所に置いているというのは、実は「執着していない」「思い出の品」ではない証拠です。ただそこにある、「あったことも忘れていた美容液」でしかないのです。