グラミー賞の常連で現在アメリカで最も人気があるといわれている歌手のアッシャーことアッシャー・レイモンド4世が、ヘルペスをうつしたとされる女性に対し、100万ドル（約1億1000万円）以上の和解金を支払ったようだ。 　法廷文書によると、アッシャーはこのスタイリストの女性に対して「意識的で故意に」性病を持っている事実を隠し、避妊手段を取らずに性交渉を継続していたという。

アッシャー

　レーダー・オンラインが入手した文書によると、アッシャーは元妻タメカ・フォスターとの離婚の時期と重なる2009年から2010年にかけてこの病気を発症したとのことだ。 　しかしながらアッシャーは、「緑がかった分泌物」が自身の性器から出てきたにもかかわらず、性病検査で陰性だったとこの女性に話したという。 　同書類には「レイモンドの言い分を信じて、女性は関係を続けた」としているが、3週間後に女性は著しく気分が悪くなり、「華氏100度（約37.8度）の熱と悪寒、頭痛」で目が覚め、性器に傷と水ぶくれを発見し、ヘルペスと診断されたという。 　文書の中で女性は「健康と身体が蝕まれ、多大な精神的ストレスをこうむり、治療法がないと知りうつ状態になっている」と述べている。 　またアッシャーの元妻のタメカは、この件とは自らは一切関係ないとし、「私の健康は良好だ」とインスタグラムで主張している。 「噂を聞きつけ、私のページに来るのはやめてちょうだい。私と無関係だから。離婚して8年になるのよ。元夫、元友達、いやらしいメイド、蛇、売春婦ってホントにどうでもいい」 「この件は私のサーカスじゃないし、ピエロでもないのよ。私は健康そのもの。まあひざを痛めたり、読書はめがねが必需品だったりするけど、他は正常。太陽を浴びて楽しんでるのよ。おかしなゴシップは私の管轄外。最高の人生を送っているの。いつだってよ」 　アッシャーについては「性病を持っている事実を告げられずに、避妊せず性交渉した」と主張する別の女性から訴えられているとの報道も出ている。

＜TEXT／BANG SHOWBIZ、女子SPA！編集部＞