【AV男優・森林原人の性活相談 第94回】 経験人数8,000人、出演本数10,000本以上、下は18歳から上は69歳まで、性別の垣根を越えてさまざまなエッチを経験するAV男優・森林原人が、女性の性に関するお悩みに答えます。 相談者：匿名 　森林さん、いつもたくさんのことを教えていただきありがとうございます。 　私の相談は「オナニー」についてです。いつも終わってから何とも言えない気持ちに襲われます。「何やってんのかなぁ」って思ってしまうことも。 　森林さんはオナニーは毎日していると以前お聞きしましたが、どんな気持ちでしているのか聞きたいです。絶対的な答えなんてないのかもしれませんが、何かポイントやコツがあれば教えてください。 　実は、最近は毎日していません。一日3発が適量と悟ってからは、現場で3発以上出した時はオナニーせずに読書したり、こういった原稿書きをしたりするようにしています。オナニーしてそれ以上イッちゃうと、時間も体力も使い果たしてしまい、その後に何かしようとしても寝落ちしちゃうんです。その寝落ちから目覚めた時のガッカリ感たるや、自分の欲深さを呪いたくなります。 　オナニーに本格的にのめり込むようになった中1から38歳の今まで、それをいかに上手に生活に取り込めるかが充実した人生を送るカギでした。もちろん、何度もオナ禁して、聖人になることを試みました。でもそのたびに自分を甘やかす言い訳（オナニーするとバカになるは嘘、精子は作られ続けるから限度量はない、オナニーをした方が健康になれるなどなど）を見つけ、挫折し、リバウンドならぬ性欲爆発をくらいました。 　結局、オナニーという快楽行為を否定することはあきらめ、タバコやお酒といった嗜好品のように、嗜むのは大人のマナーだぐらいに考え、むしろタバコほど害はないんだからいい趣味なんじゃないかと思うようにしました。ダイエットが失敗するのは、ダイエット期間だけ頑張ればいいんだと自分を追い込みすぎるからで、ダイエットではなく生活習慣を変えるんだと考え、無理なく継続出来ることをすればリバウンドなく成功するという法則と一緒です。 　こういった考え方を、ただ単に意志が弱いだけだと責める聖人気取りの自分もいますが、その方が「らしいよ」と励ましてくれる菩薩的な自分もいて、当然のごとく気楽な方に流されています。 　もうね、僕は、決意したんです。オナニーは悪いことじゃないからすべきで、オナニーがある人生の方が充実しているんだと。ずばり、オナニー解放宣言に賛同しますと。あなたも、罪悪感に苛まれることなくしてください。そして僕と一緒にオナニー党に入りましょう。 　ただし、党員になるには基本理念の理解と、いくつかある方法の条件をクリアーしなければなりません。