その後、I子さんは別の同僚経由ですべてのカラクリを知りました。 「R子はもう一つスマホを持ってたんですよ。それで、アカウントを新たに作り、私のLINEアカウントそっくりなものを作り上げたんです。それで自分のLINEとやりとりをして、私が浮気をしているかのようなスクショを手に入れたってわけです」 　恐るべし、LINEスクリーンショットの罠（わな）。R子のたくらみは同僚から徐々に周囲に伝わり、結局R子も彼氏にフラれてしまいました。 「彼氏はすごく反省をしていて、復縁を持ち掛けてきていますが……私を信頼してくれなかったことが何より悲しかったので、もうヨリを戻すことはないと思います」 　LINEのスクショこそ最大の証拠だと信じて疑わないのは考えもの。悪用される可能性を踏まえて使っていくべきではないでしょうか。 ＜TEXT／もちづき千代子＞ ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】