では、あなたがバレずにいられるかというと、そうとも限りません。他の人としたのがバレるのは、アソコからではなく、後ろめたさによって言動に変化が出るからです。隠そうとすると隠せない。以前、女子会に顔を出したときに言われたのですが、「ただいま」の一言で不審に気づける、と。それでカマをかけて、その時の言動や、身に付けているもののちょっとした変化で何をしてきたか当てることができるそうです。 　まあ、男は女性に比べると気づきにくいみたいですが、あなたのことをよく見ている男性だったら、あなたの抱える後ろめたさに気づくかもしれません。気づかれたら皆までバレます。 　だから、やることやっているあなたは、バレないためにどうすればいいかを考えるのではなく、バレた時にどうするかを決めておいた方がいいと思います。 　例えば、旦那さんには「私は1人の男性では満足できなくて、色々な人とセックスしちゃったけど、この結婚を維持していきたいし、あなたのことを大事に思っているのは変わりません。ただ、セックスはこれからもいろんな人としたいです」と、真剣に伝えるとか。セフレには、「セフレのくせに嫉妬して束縛しようなんて、セフレの資格なし！ ゲラウッ！」と啖呵を切ったり、彼氏には「トキメキをありがとう。楽しかったわ。いい人見つけてね」とイイ女風情を気取ってみたり。向こうの出方に合わせて、適当にやってください。 　あなたが何より考えるべきは、なぜそんなにもセフレや恋人が必要なのかです。刺激が欲しいのか、承認欲求を満たしたいのか、快感が欲しいのか、優越感を味わっているだけなのか。 　セックスを楽しむことも大切ですが、自分と向き合う時間も大切にしてください。僕が知る限り、セフレの数が増えていくほど幸せではなくなる傾向にあります。ただただ渇望感が増しています。安定した関係の相手1人と、安定したセフレが1人いる人が一番幸せそうですね。これが、僕が思う“性欲の腹八分目”です。あなた食べ過ぎ。食べ放題じゃないんだから。 ＜TEXT／森林原人＞ ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【性活相談者を募集！】 森林原人さんに悩みを相談したい方は、こちらのお問い合わせフォーム(https://joshi-spa.jp/inquiry)まで、お名前はハンドルネームまたは匿名希望、題名の冒頭に【性活相談】を入れ、お送りください。 ※相談内容の一部を変えて取り上げさせていただく場合がございます。