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セクハラ上司を利用して小遣い稼ぎする、タフなOLのやり口

 女性にとってセクハラは決して許せない卑劣な行為!……のはずですが、なかにはそんなセクハラを逆手にとって、自分に有利な結末に持ち込むタフな女性もいたのです。
上司たち

画像はイメージです(以下同じ)

 都内の旅行会社で働く水谷結衣さん(仮名・24歳)は「入社当時から上司のセクハラの被害に遭い続けてきた」と言います。

髪やお尻をタッチする“アウト”な上司

「職場の50代の上司は、会うたびにお尻ギリギリの腰の部分を触ってきたり、髪を触ったり、完全アウトなセクハラ上司だったんです。  飲み会でデュエットを強要したり、一緒に歌ったら肩を思いっきり抱き寄せてきたり、ふざけているのかみんなの前でキスをしようとしてきたり……。『もうお前は昭和か!?』っていうくらい、セクハラに敏感な今の風潮をまったく知らない人でした」 セクハラ その“時代錯誤”っぷりは、行動だけでなく日常の会話でも発揮されているとか。 「休み明けには必ず『肌がぷりっぷりだね~。彼氏とヨロシクしたのかな?』とか『なんか機嫌悪そうだけど、もしかして今日生理?』とか普通に連呼するんですよ。  被害者は私だけじゃなく、女性社員に手当たり次第にセクハラをするので、同じ部署のほとんど全員から煙たがられていて、今では無視が当たり前。飲み会でも誰も近くには座らないし、誰かが連休で旅行に行ってお土産のお菓子を配っても、その上司だけスルーされるようになっちゃいました」  ところが、ここから話はとんでもない方向に展開していきます――。
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最初は「ざまあみろ!」だったはずが…
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