夫婦はもちろん、結婚前のカップルにも増えている「セックスレス」。夫に拒否され続ける実体験をリアルに描いた、漫画『今日も拒まれてます ～セックスレス・ハラスメント 嫁日記～』（著:ポレポレ美）が話題になっています。 　主人公のポレ美は、交際9年で結婚した「山木さん」（週刊誌編集者）とのセックスレスが悩み。 　いったいなぜ男性側から拒否するのか？ 男性たちの本音を座談会で聞いてみました。 ＜座談会参加者＞ Aさん（28歳）広告営業マン　彼女あり（交際歴2年） Bさん（35歳）出版業界人　既婚（結婚歴1年） Cさん（26歳）IT系・SI（システムインテグレーター）　彼女あり（交際歴4年） ──漫画『今日も拒まれてます』のような、セックスレスを取り上げた作品に注目が集まることについて、率直にどう感じますか？ Bさん：人気があるってことは、それだけ共感する女性が多いんだろうなぁと。僕は現状、レスではないので、「こういう世界があるのか……」と興味深く読ませてもらったという感じです。山木さんたちのような状況が続くとレスになるんだと、作品を通して学んでいくというか。 Aさん：確かに、そうですね。 Cさん：僕も、特に旦那さんの山木さんに対して、「ああ、こんな男の人がいるんだな」という感想。よくあんなに毎日、行為をしない理由がポンポンと出てくるなと。ちょっと……冷酷な人だなと思いました。 ──主人公のポレ美さんは、レス解消のために作中でいろいろと試行錯誤しています。それらの作戦については、男性としてどう思いましたか？ Bさん：最初のほうで、コース別の「セックスチケット」を渡してくるあたりは、本気でやっているのか、ギャグなのか、よくわからなかったですね。僕はギャグでやっていると思ったんですけど、あんまり明るすぎる方法だと、逆に引いちゃうのかなぁと思ったり……。 ⇒【マンガ】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=831770 Cさん：強引すぎるとやる気がなくなっちゃう、っていうのはありますよね。 Aさん：自分がもし「セックスチケット」をもらったら、ビックリすると同時に「申し訳ないなぁ」と思いますね。「そんなに僕は満足させられてなかったのか……」みたいな（笑）。むしろ僕がもっとも衝撃的だったのは、ポレ美さんが「私とセックスしてください」と土下座でお願いするシーンです。 Bさん：ありましたね。 Aさん：何となくポレ美さんって、いろいろ考えるわりには、肝心なときに大事なことを口にしないタイプだなと思っていたので、あの場面はストレートに行動に移していて、印象に残りました。土下座は極端ですけど、僕は勇気のあるグッドな行動だと思いました。 Cさん：反対に、山木さんに対しては「そこまでさせちゃったら男としてどうなの？」とも思いましたけどね（笑）。