──旦那である山木さんの言動は、同性の目から見ても違和感がありますか？ Aさん：正直、作品を読んでいて、ポレ美さんよりも山木さんのほうに対してのイライラ感がスゴかったです。「もっとちゃんとやれよ！」っていう。典型的なダメ男タイプという感じで。 　女性に対して、自分の所有物である、みたいな考え方が見え隠れするというか。同じ人間同士として、接していないと思うんですよね。全部、自分の都合で生きていこうとしている。 Bさん：山木さんはポレ美さんに対して、パートナーではなく“お母さん”を求めているような気はします。お風呂に入るときに、バスタオルとTシャツとパンツの3点セットを「いつものように出しておいてね～」って頼んだり。僕は奥さんにそういうことを望んだことないし、それってお母さんに頼むことじゃないかなって。 Cさん：ポレ美さんが、だんだん追い込まれていくのをそばで見ているのに、「頑張ってね」みたいな対応が取れることにも驚きでした。優しさが足りないというか、本当に奥さんのことを真剣に考えているのかなぁって。 　全体に、夫婦としての信頼関係が築けていない気がします。 ======================= 『今日も拒まれてます ～セックスレス・ハラスメント 嫁日記～』（スマホアプリ『Vコミ』で連載中、単行本が3月8日にぶんか社より発売）で、セックスレスになる原因が学べそう。レスの裏には、夫婦としての信頼関係という心の問題があるのかもしれません。 ―セックスレスをめぐる男の本音座談会　その2― ＜取材・構成／ツクイヨシヒサ＞