字面だけで勉強しようとすると一見難しそうな相づちですが、ポイントは簡単です。 「促し系とリアクション系で相手に話してもらい、感想系や共感系でしめくくって次の話に移るのが会話の基本パターンです。その場に適した相づちをうてるようになったら、次は相手の話の一歩先、二歩先を予測して話す練習もしてみてください。予測して相づちがうてるようになることで、さらに相づちの精度が上がります」 　相づち上手になったほうがいい理由を、塚越先生は最後にこうつけ加えます。 「見た目に自信がない、あるいは周囲から評価されない人は、言葉づかいや相づちをうつといった会話のコミュニケーションスキルでイメージを良くすると、印象のポイントがアップするという実験結果があります。見た目に自信がないと自覚しているのであれば、言葉づかいや相づちをレベルアップさせる努力をすれば、その努力は実るということです」 　ちなみに、美人は冷たい印象を与えやすいので、優しそうな雰囲気を作ったほうがいいとのことです。あなたも今日から相づちをレベルアップさせてみては？ ＜TEXT／内埜さくら＞ 【塚越友子（つかこし・ともこ）】 銀座の看板ホステス経験から、人間関係悩みについて科学的なエビデンスに基づいたカウンセリング技法にファンも多い。『ナカイの窓』（NTV）、『Rの法則』（NHKEテレ）準レギュラー。『銀座No.1ホステス心をつかむ話し方』（だいわ文庫）10万部『銀座No.1ホステス上品な好かれ方』（だいわ文庫）など著書多数。 【内埜さくら】 恋愛ライター。これまでのインタビュー人数は3000人以上。無料の恋愛相談は年間200人以上の男女が利用、リピーターも多い（現在休止中。準備中のため近日中にブログにて開始を告知予定）。コメンテーターとして『ZIP!』（日本テレビ）、『スッキリ!!』（日本テレビ）、『バラいろダンディ』『5時に夢中！』（MX-TV）などのテレビやラジオ、雑誌に多数出演。