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ブラピとアンジーの親権バトルが泥沼…「夏休みの過ごし方」まで裁判所が指示

 子供たちの親権をめぐり、壮絶な争いを繰り広げているアンジェリーナ・ジョリー(43)とブラッド・ピット(54)。  現状、6人の子供の優先的な親権を持っているアンジェリーナだが、ブラッドと子供との面会時間を増やすよう裁判所に命じられたようだ。裁判所文書によると、ブラッドに子供たちと過ごす時間をもっと与えないと、その権利を失ってしまう可能性があるという。
アンジェリーナ・ジョリー

アンジェリーナ・ジョリー

 ニュースサイト「ザ・ブラスト」によると、2人の離婚に関する判決の中では、「父親との関係を持たないことは、子供たちにとって害になる」、「それぞれの子供が父親と母親と健康的で強い絆を持つことが重要だ」と記されているという。  2016年にはブラッドに児童虐待の疑いが持たれていたものの、すでにその容疑は晴れている。そのため、アンジェリーナは子供たちと医師(※面会には医師やセラピストが同席する)に「裁判所は、子供たちがそれぞれ父親と過ごすことは安全だと判断した」ことを伝えるよう、裁判所から命じられたと言われている。  また、裁判所はブラッドと子供たちの夏休み中の過ごし方についても細かく提示。ただ、長男マドックス(16)だけは、自分で意思決定ができる年齢だということを理由に、本人の意思が尊重されるようだ。  共同親権を求めていたとされる子煩悩なブラッドだが、6月8日から17日まで1日4時間、アンジェリーナが借りているロンドンの家で子供と過ごすことになったそうだ。この間、1度につき1人か2人の子供と過ごすこと、それぞれの子供と少なくとも2回は一緒に過ごすように設定されているという。  さらに、ブラッドは6月27日から7月1日にかけて1日10時間子供の面倒をみる他、来月8日から14日までの間に4日連続で子供全員と一緒に過ごすことができるという。  7月21日から29日にかけては、ブラッドはカリフォルニア州での親権が与えられ、アンジェリーナには子供たちがロサンゼルスに向かうまでの移動、ブラッドには子供たちがまたロンドンに戻るまでの移動において、それぞれ責任が課せられるという。  共同親権を認めているアメリカでは、離婚後も子どもは両方の親と交流する権利があり、司法もこれに則り判断する。この面会交流権が守られない場合は、もう一方の親に親権が与えられることもあるというので、ブラッドと子供の面会交流を制限する場合、アンジェリーナが親権をはく奪されるというのは有り得ない話ではないようだ。  ちなみに、「母性優先」で単独親権が未だ根強い日本には、国内外から冷たい視線も注がれている。というのも、国際結婚をした日本人が離婚後に子を連れて日本に帰国し、もう片方の親が子に面会できなくなってしまうケースが増えているのだ。そうしたいわゆる“子の連れ去り”が国際的に問題となっており、対日制裁を求める声も上がったほど。  日本国内でも、離婚後に父親が子に面会できる権利を求める声、急増する児童虐待を防ぐという観点でも単独親権を見直す声が上がっているが、何よりも子供の健康と幸せを最優先に考えたいものだ。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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