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小悪魔系「おやじキラー」女優が羽毛の使用中止を呼びかけたワケ

 映画『アメリカン・ビューティー』で親友の父親を虜にし、一家を崩壊に追い込む小悪魔的な女子高生役で注目を浴びた女優ミーナ・スヴァーリ。最近は、スクリーンから遠ざかっている印象が強いミーナが、意外なところで精力的に活動をし、世間の関心を集めている。

 ヴィーガンとして知られるミーナが、米大手チェーン、ベッド・バス・アンド・ビヨンド社に羽毛の使用中止を呼び掛けているという。ミーナは、同社の枕や布団などに使用されている、ガチョウの羽毛の製造過程が「暴力的」であるとして、スティーブン・H・テマレスCEOに手記を寄せた。

ミーナ・スヴァーリ

ミーナ・スヴァーリ

 そこにはこう綴られている。

「私はデザインやインテリアのインスピレーションを求めて、ベッド・バス・アンド・ビヨンドの店舗に足を運ぶ固定客の1人です。でも今日は、ダウンを全て商品棚から取り除き、代用品を寝具や生地に使うことで、ちょっとした改革と近代化を図り、虐待を止めることを考えていただくことを訴えたいのです」

「度重なる調査により、工場では作業員が生きたままの鳥をさかさまにして足にはさみ、ガチョウやアヒルがもがき叫ぶ中、羽毛をむしり取ることが発覚しています。その残忍なむしり取り作業によってできた怪我は、すぐに針と糸で縫い合わされているのです」

 ニューヨーク・ポスト紙によると、ミーナは動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)を代表し、29日(金)に予定されているベッド・バス・アンド・ビヨンドの年次株主総会で株主たちにも訴えるつもりだという。

 また、ミーナはPETAによる最新の反羽毛キャンペーンにも登場しており、そこでは血の羽毛にまみれた顔を見せている。

PETAさん(@peta)がシェアした投稿


 ミーナは動物愛護に積極的に取り組んでおり、2017年に動物関連製品を一切取り入れないヴィーガンの生活を始めたことで、世界に前向きな影響を与えていると実感していると語っていたこともあった。

「コスメも洋服も全て、自分の生活から動物実験をしないものに変えたの。そうしたことに満足しているわ。ファッションは大好きだから、環境に優しいファッションでも楽しめるってことを世間に見せたかったの。環境にも動物に優しいことをしていて、さらにはかなりお金も抑えられるわけでしょ。着ている服に満足できてうれしいわ」

映画『アメリカン・ビューティー 』

ミーナを一躍有名にした映画『アメリカン・ビューティー 』(1999年) ※アマゾンより

 ミーナというと、『アメリカン・ビューティー 』で見せたように、愛くるしい表情で男を惑わす小悪魔というのが一般的なイメージだった。実際、1度目の結婚は、駆け落ちの末に17歳年上の撮影監督と結ばれたが離婚。2度目の結婚も破たんし、役どころだけではなく私生活でも「おやじキラー」「魔性」「小悪魔」という言葉にピッタリの女優だった。

 そんなミーナが、羽毛反対という社会的な活動に取り組んでいるとはやや意外な気もするが、羽毛に反対する声は世界的に高まっている。この声を受け、ファッション業界では、残酷な方法で採取された羽毛の使用を控える動きが出ており、アウトドアブランドのパタゴニア、日本でも人気のH&M、さらにユニクロも動物に配慮したモノづくりを目指していると言われている。

<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>

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