
そんな裕美さんをずっとそばで見守っていた旦那さんも「俺も一緒に走ろうかな」と週末限定ながら朝のジョギングをするようになり、夫婦でレースに出ることも。
「でも、一緒に走っても先にバテるのは、いつも彼のほう。それが悔しいみたいですけど、私も今はサブフォー(※4時間切り)を次の目標にしているので、負けるつもりはありません(笑)」
また、各地のレースに出場するのも楽しみのひとつになっているようです。
「自然だったり、その土地の名所などを通るコースが多く、走っていて気持ちがいいですよ。旅行を兼ねていろんな場所に訪れることができますしね。
ただ、首都圏に住んでいながら東京マラソンには抽選漏れしているので、今度のレースは出たいです。あと、いつかホノルルマラソンにも出てみたい。家計的になかなか難しいけど、彼におねだりしてみます」
減量のために始めたはずが、いつしか趣味に。辛くて苦しいイメージのあるダイエットですが、こんな風にできれば楽しみながら取り組めそうです。
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シリーズ ダイエット“悲喜こもごも”体験談 vol.8―
<文/トシタカマサ イラスト/ただりえこ>