ドラマのキャラクターと、音楽のトーンがマッチする。そんなとき、作品全体に足し算以上の魅力が生まれます。『味いちもんめ』(テレビ朝日系)で中居正広(46)が演じた駆け出しの板前・伊橋悟の成長物語と、大黒摩季(48)の歌うフォークロック調の「ら・ら・ら」が、まさにそのよい例でした。
彼女いわく、「ら・ら・ら」はボブ・ディランのデビュー30周年記念ライブで演奏された「My Back Pages」にインスパイアされたとのこと。そこは、ノーコメントにしておきましょう。
④『若者のすべて』と「Tomorrow never knows」1994年
音楽がドラマの方向性を決めるのと逆に、主題歌を担当したことでバンドの立ち位置が定まるというケースもあります。『若者のすべて』(フジテレビ系)とMr.Chirdrenの関係がそうでした。
それまでにも「CROSS ROAD」「innocent world」と立て続けにヒットを放っていましたが、“ミスチル”というブランドを確立したのは「Tomorrow never knows」だったように感じます。ドラマのタイトルとばっちりハマってますよね。