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野村周平「僕だってたまには本を読みますよ」。“本読まないイメージ”に物申す

“秘密の恋”はやっぱりダメでしょ

『ビブリア古書堂の事件手帖』より

『ビブリア古書堂の事件手帖』より

――本作は現在と過去のパートが平行して描かれていきます。大輔の祖母・絹子(夏帆)の若き日の“秘密の恋”を見て、憧れたりしますか? 野村:いや、憧れないですよ。ステキに見えますけど、でもやっぱりダメですよね。 ――役者としては、今回東出昌大さんが演じられたような、絹子の“秘密の恋”の相手といった役柄も演じてみたいですか? 野村:それはこれからやっていけたらとは思います。でも現実にはダメです。映画としてはすごくステキでしたけど。これ、夏帆さんと東出さんが主演の映画?って思っちゃうくらいでしたよ(笑)。 ――現在、過去、どちらも見ごたえがありました。最後に改めて本作の感想をいただけますか? 野村:現在と過去とのギャップがとてもいいし、本当に結構な謎解き物語でした。結末はそうなるんだとか、観ていて普通に楽しめました。みなさんも楽しめたらいいなと思います。
『ビブリア古書堂の事件手帖』より

『ビブリア古書堂の事件手帖』より

==  前作『純平、考え直せ』のチンピラ役もぴったりでしたが、本作の栞子を包み込むような優しい青年・大輔役もまたハマり役でした。「この現場は楽しいというのを体に染み込ませて」現場に通うという姿勢が、野村さんの自然な演技を引き出しているのかもしれません。 <文・写真/望月ふみ> (C) 2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会
望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi
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『ビブリア古書堂の事件手帖』は11月1日(木)より全国公開中 配給:20世紀フォックス映画=KADOKAWA
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