プロ野球界のスーパースターであった父を持つ長嶋一茂(52)は、30歳のときに突然パニック障害が発症したといいます。読売ジャイアンツの現役選手だった当時、神宮の花火大会を楽しんでいた際に発作に見舞われ、それから約10年の闘病生活。
ですが彼は、医師や薬になるべく頼らず、「孤独と飢えを味方にする」というスタンスで、暮らしをシンプル化するというパニック障害対処法を導き出し、現在では無事に快復しているとのことです。
パニック障害を克服するまでの著書を出版している女優の大場久美子(58)。10月31日放送の情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)に出演し、8年にも及ぶパニック障害との闘いを告白しました。

大場久美子は同じような病に苦しむ方々のために、本書をしたためたのでしょう(大場久美子著『やっと。やっと!パニック障害からぬけ出せそう… “地獄ときどき晴れ”の10年間』より)
発症したのは、最愛の母が死去した後の39歳のときで、「一日のなかで何回もパニック症状を起こすようになって」などと回顧していました。発作の兆候がわからなかったため、発作への不安と恐怖にもさいなまれていたそうです。
そんな彼女ですが、現在ではパニック障害を克服し、心理カウンセラーの資格を取得して講演活動も行っているとか。「克服できる病気だと信じているので、みなさんもあきらめず安心して、できることからゆっくりとやっていただきたいと思います」と、同じ病に抱える人々に向けてのメッセージを送っていました。
今回紹介した方々は、パニック障害を克服し、現在も芸能界で輝き続けています。キンプリの岩橋玄樹もきっとパニック障害に打ち勝ち、ファンの前でまた満面の笑顔を見せてくれることでしょう。
<文/A4studio>