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英王室の結婚式で、タキシード美女に批判の声。許可したのは意外な人

 手術痕をあえて見せたドレス姿が感動的だった英王室ユージェニー王女のロイヤル・ウェディング。先月行われた王女とジャック・ブルックスバンクの結婚式に、シルクハットに燕尾服という出で立ちで現れ、批判を浴びた招待客がいた。トップモデルのカーラ・デルヴィーニュだ。  カーラの出で立ちには「王室のドレスコードを破った」という批判の声も上がっていたが、これを許可したのは意外な人物だった。
カーラ・デルヴィーニュ

ユージェニー王女のロイヤル・ウェディングにタキシード姿で現れたカーラ・デルヴィーニュ

 今回のロイヤル婚でカーラがタキシードを着ることに許可をしたのは、他でもない、花嫁である王女だったという。  グラツィア誌にカーラはこう話している。 「ユージェニーは幼友達だし、私はずっとタキシードが着てみたかったの。だからその格好でもいいのか彼女に携帯メールを送ったわ。そしたら『もちろんよ。あなたにぴったりじゃない』って」  しかしその自身のファッションに対する周りの反応にカーラは驚いたようだ。 「たくさんの人に『あれを着るなんてあなたって本当に勇敢ね』って言われたことは面白かったわね。私は『え? 着心地いいのに』っていう感じだった」
「バーバリー」や「シャネル」といった有名ブランドのモデルを務め、世界で最も稼ぐモデルの1人といわれているカーラ。  最近では女優としての活躍が目覚ましいが、アンバサダーを務めるタグ・ホイヤーの最新キャンペーン広告では、吠えるライオンをバックにした印象的な姿を見せている。この広告について、カーラはこう話している。 「立ち上がり、自分の勇敢さ、強靭さを示しているの、特に女性としてね。同時に(ライオンといる)この状況はか弱さの象徴でもある。私にとっては、常に未知のものを押しやって、境界線を越えることが大事なの。そういう風に生きているから」  そう、カーラは常に境界線を越えてきた。  過去には、男性・女性といった明確な性別を持たない「流動的な性=ジェンダー・ジェンダー・フルイディティ」を公言したカーラ。好きになる相手も、男性だったり、女性だったりとその時々によって変わる。異性愛や同性愛と完全に決めてしまわないところが、LGBTとの大きな差だという。  確かにカーラの恋愛遍歴を見ると、相手は男性だったり女性だったり、その時によって異なっている。あるときは、人気アイドル「ワン・ダイレクション」のモテ男ハリー・スタイルズと噂され、あるときはジョニー・デップと泥沼離婚を繰り広げた女優のアンバー・ハードと付き合っていると報道された。また今年3月には、パリス・ジャクソンとキスする姿がキャッチされた。  そんなカーラは、ファッションについても「ジェンダーレス」といわれている。「ドレスだろうとメンズの洋服だろうとその日の気分に合ったものを着れば良い」と、あくまで性別にとらわれないファッションにこだわるカーラ。  2017年のメット・ガラでは、華麗なドレス姿で参加するセレブたちが多いなか、役作りのために坊主にした頭にシルバーのペイントを施し、パンツスーツを着こなした姿で会場の注目を集めた。
 型破りなカーラにとって、今回のロイヤルウエディングでのタキシード姿は、そこまで不自然なことではなかったのだろう。  そんなカーラは、ユージェニー王女の祖母、エリザベス女王と面会したいそうだ。 「女王は大好きよ。訪ねなきゃいけないことがたくさんあるの。許可されないだろうけど」  エリザベス女王は、ロイヤルウエディングでのカーラのタキシード姿をどう感じたのだろうか? <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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