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交際32年で結婚。総入れ歯の“ロックな新郎”を支える新婦の愛

 婚約から11年、交際32年―。伝説のロックバンド「ザ・ポーグス」のシェイン・マガウアン(60)が、長年の恋人ヴィクトリア・メアリー・クラーク(52)と結婚した。

 30年愛を貫き、長すぎる春(!?)に終止符を打った2人。26日(月)にデンマークの首都コペンハーゲンのシティ・ホールにて、こじんまりと挙式をしたという。

シェイン・マガウアン

婚約から11年! 30年以上交際している恋人と結婚したシェイン・マガウアン

 イギリスの大衆新聞サイト「メールオンライン」によると、長きにわたり友人として付き合いのあるジョニー・デップも式に参加し、ギター演奏を披露したそうだ。シェインとジョニーは20年以上の知りあいで、今年初めシェインの60歳の誕生日にあたるダブリンのステージにもジョニーは参加していた。

 新郎のシェインは、背骨を負傷していることから車イス姿。新婦のヴィクトリアはオレンジ色のドレスに花飾りという装いで式に臨んだ。


 ジャーナリストである結婚相手のヴィクトリアは、何故コペンハーゲンを式場に選んだのかについてアイリッシュ・インデペンデント紙にこう答えていた。

「シェインも私も内省的な人間で、(式を遂行する)唯一の解決法は一緒にどこかへ駆け落ちして、そこでは誰も私たちのことを知らなく、その逆もしかりで。秘密裏にやるというね」

「けれど結婚式について把握していないことがあったの。それは誰もが気に掛ける人々に対して愛を示したいということ」

「私たちは自分の結婚式をイベントっぽくはしたくなかった。でも完全に秘密にするのも無理だってわかって、友人と家族数人で小さなそして美しいものにしようってなったの

歯が抜け落ちた「酔いどれ詩人」に寄り添い続け…


 シェインがフロントマンをつとめる「ザ・ポーグス」は、パンク・ロックにアイリッシュ・トラディショナル・ミュージックの要素を加え、独特の音楽性で一世風靡したイギリスのロックバンド。日本のロックファンにも知られる存在で、「フジロックフェスティバル」に出場したことも。

 伝説のミュージシャンとして知られる一方で「酔いどれ詩人」の異名を持つシェイン。長年にわたる過度の飲酒やドラッグ乱用などが原因で、2009年に自分の歯を完全に失い、総入れ歯に。2015年には大きな歯科手術を受け、1本の金歯を含む28の義歯がはめこまれたという。

 歯が抜け落ちたあとに一度は入れ歯を作ったものの、着用しなかったというシェイン。それを見かねて、新たに優秀な歯科医を探すなど、ヴィクトリアは歯の治療を常にサポートしてきたという。なんという献身愛……。


 2人が初めて会った当時、シェインは24~25歳、ヴィクトリアはまだ16歳だったという。当初は「シェインがとんでもなく傲慢で圧倒された」というヴィクトリアだったが、次第にひかれあい32年も愛を育み続けてきた。そんな2人のロマンスを描いた新作映画が現在予定されており、ジョニー・デップがシェイン役を務めるという噂が浮上している。

 シェインや「ザ・ポーグス」についてよく知らなくても、そんな30年愛の軌跡をたどるラブストーリーなら、ぜひ見てみたいものだ。

<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>




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