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「足指グー・パー」でつま先からポカポカに

 こんにちは。ヨガインストラクターの高木沙織です。  この冬は暖冬と言われていますが、それなりに寒いですよね。特に、足の指なんかはひんやり冷たく、「家の中でも厚手の靴下が手放せない」「足が冷たすぎて入眠に支障が」なんて方々も。 「冷えがツラい」というレッスンに通う生徒さんたちの足に触れさせてもらうと、とても冷たくて驚くほどです。そして、みなさん共通して足の指の動きがスムーズではありませんでした。

足の指を動かすといいワケ

「末端冷え」という言葉を耳にしたことがある方は多いでしょう。手足の末端まで血液が行き渡らず、血行が悪くなることで冷えてしまっている状態をさします。  一般的には、寒い環境で過ごしたり、筋肉量が不足していたりすると末端冷えになりやすいと言われているのですが、加えて“足の指を動かさない”こともその症状を悪化させる原因になります。  とは言っても、日常生活で足の指を大きく動かすことは少ないですよね。そのうえ、ハイヒールやスニーカーを履いている間の足指は、ギュッと縮こまった状態。そもそも動かすことが難しいのです。  靴を脱いで過ごすことができる時間があったら、次のようなストレッチを取り入れて足指をしっかり大きく動かし、血行を促してあげましょう。

グー・パーの形に

 ここで紹介するのは、足指をグーの形に丸めたり、パーの形に開いたりするストレッチです。
グー

グー

パー

パー

 椅子や床に座り、足指を思い切り動かしてみてください。「思っていた以上に動きが悪い」という方は、次の写真のようにタオルを床に置き、足指の動きで自分の方に手繰り寄せる練習をするのもオススメです。 タオルを足の指でたぐり寄せる 足の指を動かす感覚に意識を集中して、スムーズな開閉を目指しましょう。回数や時間に決まりはないので、足指が温まってきたなと感じるまでおこなってみてください。

一本ずつ開いて慣らす

一本ずつ開いて慣らす 上記のどちらの動きも難しいという方は、手を使って足指を一本ずつ開いてまわしたり、揉んだりしてもよいでしょう。 === 「足指を動かすこと」に慣れることが大事なので、時間を見つけたらニギニギとグー・パーの動きを取り入れるようにしてみてくださいね。  血液が通っている様子をイメージしながら末端まで動かして、冷えにくい足指で冬を乗り切りましょう♪ <文/高木沙織> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
高木沙織
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi
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