＜ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ＞ 　今年もにぎにぎしくジャニーズのコンサートが始まりました。 　昨年末、タッキー＆翼のラストステージとなった東京ドームでは1月6～7日にNEWSコンサートを開催、約11万人の観客を沸かせました。 　クライマックスで銀テープが放たれるとファンは一斉に手を伸ばし、“幸運”をつかみ取ろうともがきます。もちろん、私もそのひとり。 　ところが――。 　なんと、中にはそそぎ降る銀テープにまったく無関心な人もいるのです。 　なぜ？ どうして平静でいられるの？ 　今回は、“じゃない方芸人”もとい、“銀テープ取らない派ヲタ・絶対欲しい派ヲタ”にそれぞれ話を聞いてみましたよ！ 「みんなが夢中になっている間に、しっかり自担(好きなジャニーズ)にアピールしたいから、銀テが飛んできてもスルーします。このタイミングで背筋を伸ばして立っていると、彼に見てもらえる確率も高いから」(アユミさん) 「ぶっちゃけ、銀テでもなんでも、“物”ならあとから手に入れることもできます。でも、“時”は戻せません。銀テを追ったりして、一瞬でも自担から目を離したくないんです」(カリナさん) 「もともとグッズにもあまり興味がないので。もし手元に降ってきても、欲しい人にあげちゃいます」(ミオさん) 　なるほど、大人っぽいというか、達観しているというか、なんかちょっと憧れます。 　では、「なんとしても取りたい！」という人の言い分はどうでしょう？ 「そのライブでしかもらえないものだし、ツアータイトルが入っていて記念にもなるから欲しいんです」(マナさん) 「銀テープを使ってストラップを作ったり、チャームにしたり。手作りグッズの材料にしたい。なので、ぜひ確保したいです」(ミナミさん) 「銀テープって、誰もが取れるわけじゃないんですよ？ まず、よほどのことがないと二階席には飛んでこないし、運良くアリーナやスタンド下段に入れても、機材スペースのそばだったりすると、銀テの射程範囲から外されます。 　それでなくても一席前なら取れたのに、透明のカーテンでもあるみたいにその後ろはまったく飛んでこないこともあります。だから、銀テの飛んでくる範囲に入れただけでまず奇跡。奇跡をムダにしたらバチが当たるんじゃないかと思いますしぃ～！」(みきーる) 　うわ！ 　最後の人クソなげぇしウゼェ！ 誰かと思ったら……私でした笑笑 　思いは人それぞれですが、年々銀テープのレア度は増していく模様。 　今回、NEWSコンサートでゲットした銀テープは両面印刷が施され、長さは1メートルほどでした。これが昔のものになると片面印刷で長さは1.5メートルくらいあったりします。技巧が凝らされたぶん、長さや本数は絞られたのかもしれませんね。 　たかが銀テープ、されど銀テープ。 　3COINSなど雑貨店では、銀テープ収納ボックスが売られていたりします。 　ちなみに3COINSの収納ボックスには7×5=35本の銀テが収納できますが、なぜ7かというと、企画をされた方がKis-My-Ft2のファンで、「キスマイ7人ぶんの銀テをきれいに収納できるよう」との発案からだそう。さすがヲタさんですね！ 　ジャニーズに限らず、銀テープはやっぱり演出の華。 　あなたは銀テープ取る派ですか？ それとも取らない派？ ＜文／みきーる　イラスト／二平瑞樹＞ ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】