Lifestyle

結婚話は4回立ち消え…41歳女性が「それでも楽しい」と言う胸の内

結婚より“やりたいこと”を優先

「もちろん家に帰ってきた時に誰もいなかったり部屋が寒かったり、話し相手が欲しくて寂しくなる時はあります。でもまだまだやりたい事もあって、しかもそれが結婚していると難しそうな事ばっかりなんですよね(笑)」 結婚よりイラストレーターの仕事に専念したい女性 イラストレーターとして独立してからまだ間もなく、これから漫画家としても活躍の幅を広げていきたいという美香さん。結婚しているとできない仕事とはなんでしょうか。 「独身女性を対象にしたルポ漫画を描きたいんですよね。例えばまわりには婚活しているアラフォーが多いですが、なかなか上手くいっていない。切実で世知辛い赤裸々な実情を描きたいです。あとは世界一周婚活とか(笑)。こういうのってガチじゃないと面白くないじゃないですか」  はしゃぎながら目をキラキラさせて話す姿は、まるで夢を語る若者にみえます。逆に若者の頃には今のようにやりたいことはなかったのでしょうか

難病を患い人生を見つめ直すきっかけに

20~30代前半は何も考えずに遊び過ぎましたね。やりたいこともなくて、今思うと恥ずかしいくらい適当でしたね。貯金も人生設計もまるでなく無駄に時間を使ってました。その時は楽しかったんですけど、いざやりたいことができると大変ですね。時間が全然足りなくて(汗)」  美香さんがイラストや漫画という、本当にやりたい事に気づいたのは約6年前、死に至ることも多い難病にかかったことがきっかけだとか。 やりたいことをやらないと死にきれない「34歳の時ですね。ショックだったし治療も大変でしたが、人生があまりに呆気なく終わる可能性がある現実に衝撃を受けましたね。それから本当にやりたいことだけは絶対にやらないと死に切れないなと思い、やりたいことに対しての努力は惜しまずしました」  イラストの経験はなかったけれど、教室に通いイチから学んでデビュー、独立までした美香さん。逆境に立ち向かうパワーがすごいですね。でも人生100年時代とはいえ、精力的に自由に動けるのは何歳くらいまででしょうか。  そう思うと、独身でも自分の本当にやりたいことと向き合っている美香さんを羨ましく思ってしまったのでした。 ―シリーズ「結婚・出産を“しない”と決めている人たち」― <文/女子SPA!編集部> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
女子SPA!編集部
大人女性のホンネに向き合う!をモットーに日々奮闘しています。メンバーはコチラ。X:@joshispa、Instagram:@joshispa
1
2
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ