旅はケンカのもと?女友達のありえない行動で、卒業旅行がクラッシュ
ちょうど今の時期は卒業旅行のシーズン。最近は大学だけでなく、高校や中学でも卒業旅行に出かける人が多く、女子SPA!読者にとっても楽しい思い出になっているのではないでしょうか?
けれども、そんな学生時代の最後を締めくくる一大イベントですが、これが原因で友人関係にヒビが入ることも珍しくありません。
某地方国立大出身の成瀬翔子さん(仮名・25歳/団体職員)は大学を卒業した3年前、同じ大学の友達3人と3泊4日の東京旅行を計画。楽しみにしていた旅行ですが、予約の段階ですでにひと悶着あったといいます。
「友人のA子とB子は『ホテルはどこでもいいよー』と言ったのに予約した後になって、2人して『ここはちょっと……』みたいなことを言い出したんです。でも、自分たちでホテルを探そうとはせず、予約もすべて人任せ。結局、ホテルを2度もキャンセルするハメになりました」
最後はホテルのホームページの画像を見せたりして、しつこいくらいに2人に確認をとってOKをもらいましたが、いざチェックインして部屋に入ると、「狭~い!」や「夜景、見えないじゃん」など文句ばかり。翔子さんは旅行初日なので我慢していたそうですが、この言い草にかなりイラついていたといいます。
ですが、これはまだ始まりにすぎませんでした。
「2日目はA子とB子が『このショップに行きたい!』と突然言い出し、途中で2手に別れたんです。
この日のディナーに予約していた創作フレンチのレストランで一緒に行動していたC子と待っていましたが、約束の時間を過ぎたころに『よさげなお店を見つけちゃって、そっちで食べたいからこっちに来ない?』とのLINEが届いたんです」
当然この段階でのキャンセルなどできるわけもなく、翔子さんはそのことを伝えますが2人は「じゃあ、ウチらだけで食べに行くから」とスルー。
お店には4人分の料金を支払うハメになったそうですが、ホテルに戻ってA子さんとB子さんにそのことを告げても2人は代金の支払いを拒否。あまりの常識外れな態度に翔子さんも堪忍袋の緒が切れてしまいます。
「感情的にならないように必死に抑えつつ、コース料理を予約して当日ドタキャンする場合は料金を支払わなければいけないことを何度も説明しましたが、『だって食べてないしー』、『予約した翔子が責任を取るべき』と当然のように言ってきました。
この態度に普段おとなしいC子が怒り、2人は逆ギレ。せっかくの卒業旅行ですし、場をとりなそうとしましたが、もはや修復不可能な状態でした」
ホテルの部屋は翔子さんとC子さん、A子さんとB子さんという組み合わせだったこともあり、それからは完全に別行動。3日目の朝、
「ウチらは2人で見て回るからそっちは勝手にすれば」とのLINEがA子さんから入ったため、これで愛想が尽きてしまったといいます。
A子さん&B子さん側の言い分もあるのでしょうが、ともかく友人関係はズタズタになってしまいました。
予約したホテルを「気に入らない」という友人

予約した店をドタキャンし、キャンセル料の支払いを拒否

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