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「私の不倫デビューは失敗…」中年男を誘惑した女子大生の後悔

別れを切り出すと泣いて、妻に電話をかけた教授


「教授からの『なんで会ってくれないの? めちゃくちゃ会いたいのに…僕、何かした?』みたいなLINEを読むたびに、女々しくて気持ちが冷めてきちゃってしばらく無視していたんですよ」

 そんなある日、学校帰りにコンビニに寄って出てくると目の前に教授の車が止まっていて手招きされる里美さん。

「うっわ、私の事つけてきたんだ? 気持ち悪いと思いましたが…これ以上しつこくされたくなかったので決着をつけようと車に乗り込みました」

車のシートにゼクシィの先制パンチ 里美さんは、もう教授に気持ちが無い事を説明し、同級生に気になる男子がいるのでもう不倫関係は解消したいと話しました。

「そしたら教授が運転しながらポロポロ泣き出しちゃってビックリしました…それと同時にこんな感情だだ漏れ状態の教授と2人きりなんて怖過ぎる! 何かされたらどうしよう?と震えました」

 すると「奥さんと離婚したら、僕の事また好きになってくれる? ちょっと待ってて」とハンズフリーで奥さんに電話をかけ始めたそう。

「ちょっと待って! と思い、あわてて『ぎゃー!』と叫んで会話を妨害しました。教授が私の奇行に驚き、すぐに電話を切ってくれたので助かりましたが…奥さんに後でどう説明したんでしょうね?」

怖くて大学に行けなくなった


 身の危険を感じた里美さんは、「もう降ろして、お願い! おまわりさーん助けて~」と泣き叫びました。

「教授は周りから怪しまれるのが怖かったのか、すぐに降ろしてくれました…でも去り際に『また連絡する』と言われたので速攻LINEをブロックしましたね」

 怖くなってしまった里美さんは、気になる同級生男子に相談し…しばらく彼の部屋に住まわせてもらう事にしました。

「なんだかんだ教授のおかげで彼とお付き合いできる事になってラッキーでしたが…うかつに教授なんかに手を出して、人の心を弄(もてあそ)んで…本当に悪い事をしちゃったなと反省しています」

 怖い目に遭って、初めて事の重大さに気がついた里美さん。今のところ教授は特にアクションを起こして来ていないですが、恐ろしくてなかなか大学に行けなくなってしまったそう。

「不倫デビューなんて、しなきゃよかったですよ…」と肩を落とす里美さんなのでした。

―私の◯◯デビュー失敗―

<文&イラスト/鈴木詩子>
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鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。
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