“10kgやせ”が続出!大人気の「月曜断食」のヒミツを考案者に直撃
最近急に綺麗になった――そんな女性、アナタの周りに増えていませんか?
実は今、週に1度の断食で理想の体が手に入るダイエット・体質改善法“月曜断食”が話題になっているんです。
考案者である「関口鍼灸治療院HEAL the WORLD」総院長の関口賢さんが今年1月に上梓した『月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!』(文藝春秋)は発行部数4万部を突破し、発売から2ヶ月経ってもAmazon売れ筋ランキング健康法のジャンルでトップ3にランクインし続けているほど。またインスタグラムでは「#月曜断食」の投稿が1万6千件を突破するなど、SNSでも成功者の声が次々に発信されています。
一体どんなダイエット法なのか? なんでそんなに痩せる人が続出しているのか? いろいろ気になりますよね。そこで、関口先生に「月曜断食」のアレコレを直接聞いてみることにしました!
――「月曜断食」とはどのようなものですか?
関口賢先生(以下、関口)「毎週月曜に断食(不食)をして、火曜から金曜は腸がよろこぶ食事(良食)を摂り、週末は心を満たす好きな物(美食)を食べて、また月曜に断食でリセットするという体質改善法です。
たんに食べないから痩せるのではなく、『不食、良食、美食』のサイクルを繰り返すことで腸内環境が整って健康体に変わるため、結果として痩せるんです。そのため、肌荒れやむくみなどの不調も一緒に改善されて綺麗に痩せられるし、リバウンドもしづらいんですよ」
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◯月曜(不食) 朝昼夜:断食
◯火~金曜(良食) 朝:旬の果物とヨーグルト 昼:おかずのみ 夜:野菜料理&アルコールOK
◯土曜日曜(美食) 朝昼夜:好きなもの 夜はアルコールOK
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――ただ断食をするだけでなく、良食期間を設けるのはどうしてですか?
関口「断食をすると胃腸が本来の働きを取り戻し、食べた物を吸収しやすくなります。そこで体にいいものを摂ることが体質改善に繋がるので、断食後の良食期間が大切なんです。特に、空っぽの胃袋に何を入れるかというファーストチョイスはすごく重要。なので、朝は腸内の善玉菌を増やす働きがあるヨーグルトと、酵素の摂れるフルーツがおすすめです。
その後、昼は筋肉がよろこぶタンパク質で代謝を上げ、夜は消化に負担をかけない野菜中心のメニューにするのが理想的ですね」
朝:ヨーグルトと旬のフルーツ……月曜断食のポイントとなるヨーグルトは毎朝続けることが大切です!
昼:野菜チキンロール……ローカロリーで良質なタンパク質が摂れる鶏むね肉を使いましょう。
夜:ブロッコリーの豆乳スープ……消化が早く胃に負担をかけない野菜なら、胃を空っぽにして眠りに就けます。
――ファーストチョイスになぜヨーグルトがいいのでしょうか?
関口「断食直後や朝は胃腸が空っぽなので、善玉菌を増やす働きがある、ヨーグルトの乳酸菌がダイレクトに伝わりやすいからです。毎朝摂り続けることで腸内の善玉菌の割合が多くなっていき、腸内環境がよくなります。そうすると、免疫のバランスが整ったり、血流がよくなって傷ついた細胞が修復され、疲れが取れやすくなったりと、体のいろいろな不調が取り除けるようになります。
もちろん、むくみや婦人科疾患も改善されるし、肌も綺麗になるし、脂肪も燃焼しやすくなって自然に痩せていきます。朝食のヨーグルトは、月曜断食のカギである腸内環境の改善にとても大切な役割を担っているんですよ」
腸内環境を整えて綺麗に痩せる
◎関口先生がおすすめする「月曜断食」の1日のメニュー例




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