――リバウンドしにくいのはどうしてですか?
関口「いちばんは、月曜断食のサイクルが、根底的な腸内環境の改善につながっていること。1か月、2ヶ月と続けていくにつれ、必要な栄養はしっかり取り込んで、不必要なものはスムーズに排出できるという、いわゆる“痩せ体質”に変わっていくので、月曜断食を止めたあとも状態を維持できるんです。
あとは、1週間というサイクルや制限の少ない食事内容など、習慣化しやすいことで、食事の意識が自然と根付いて、止めたあとも体にいい食生活を継続しやすいというのも大きいと思います」
――月曜にどうしても断食できなかった場合はどうすればいいですか?
関口「今週だけは火曜にしようとか、今回は次の週にスキップしようとか、多少ペースが乱れても大丈夫です。ただ、休んだあとの胃腸は食べた物を吸収しやすいことに変わりはないので、『不食日』と『美食日』が近くならないように気を付けてくださいね」

――「月曜断食」に、体質の向き不向きなどはあるのでしょうか?
関口「体重が落ちたり不調が改善したりするペースに個人差はありますが、月曜断食に向いている体質や向いていない体質というのはありません。どんな人でも取り組めて、きちんと成果が見込めます。ただ、病気と診断されているかたや妊娠中のかた、成長期である10代のお子様などは、断食をおこなわない方がいいでしょう」
――「月曜断食」の考案に至った経緯を教えてください。
関口「私の鍼灸院では、針と3日間の断食、良食のアドバイスなどトータル的な治療をおこなっていて、多くの患者さんが成果を出されています。中には1か月で7キロ~10キロ体重が落ちる人もいるんですよ。
そのため、ありがたいことに全国から通院いただいているのですが、一方で、距離や診療時間などの兼ね合いで来たくても来られない人たちも少なくないことを知り、そんなかたたちへも届けるにはどうしたらいいかと考えるようになったんです。そうして、自宅にいながら当院の治療と同様の効果が期待できるプログラムとして『月曜断食』を考案しました」

――実際に「月曜断食」に取り組まれた方たちから先生の元に寄せられた声にはどのようなものがありますか?
関口「はじめはダイエット効果にフォーカスする方が多いので、『1ヶ月で10キロ痩せた』といったようなダイエットの結果報告はよくいただきます。ただ、それだけでなく、体質が改善されたことでメンタル状況が良くなったとか、仕事の効率が上がって営業成績もアップしたといった声や、夫婦で一緒に取り組んだことで、コミュニケーションが増えたり、週末の食事デートが楽しみになったりと、体質改善やダイエットだけでなく、プラスアルファのメリットも得られたという声も多くいただいていますね。
腸内環境が整うと、脳内で“幸せホルモン”と呼ばれる『セロトニン』という物質が出ることは、科学的にも証明されています。腸内環境から改善していく『月曜断食』だからこそ、そのような喜びの声がたくさん聞けるのだろうなと思います」
断食や食事制限を伴うダイエットはストイックな印象が強いですが、「月曜断食」は“週に1度の断食”や”週末は美食日“など、自分のペースで続けやすい工夫がちりばめられています。
薄着になるこれからの季節に向けて、体質から改善して綺麗に痩せられる『月曜断食』を今すぐこの月曜から始めてみませんか?
<取材・文/千葉こころ>
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自由とビールとMr.Childrenをこよなく愛するアラフィフライター&編集者。
人生後半戦も夢だけは大きく徒然滑走中