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日本のゴールデンウィークが“世界的に珍しい”ワケ。ハワイ移住した45歳・元テレ朝アナが実感したのは

 新卒から18年半、テレビ朝日のアナウンサーとして、報道、スポーツ、バラエティなど多岐にわたる番組を担当してきた大木優紀さん(45歳)。  40歳を超えてから、スタートアップ企業「令和トラベル」に転職。現在は旅行アプリ「NEWT(ニュート)」の広報を担当。さらに2025年10月には、ハワイ子会社「ALOHA7, Inc.」のCEOに就任し、家族とともにハワイへ移住。新たなステージで活躍の場を広げています。  第44回は、2026年のゴールデンウィークにおける旅行アプリ「NEWT(ニュート)」の最新予約データをもとに、いま人々がどこへ向かい、どんな価値観で旅を選んでいるのかを読み解きます。(以下大木さん寄稿) 【過去記事】⇒連載「大木優紀の旅の恥はかき捨てて」を読む 【Voicyで聴く】⇒音声版「大木優紀の旅の恥はかき捨てて」

ハワイにきて気づく日本のゴールデンウィーク

大木優紀さん

大木優紀さん

 まもなく、日本はゴールデンウィークを迎えます。  3月から4月にかけて、少しずつ暖かくなり、時には汗ばむような陽気も混じるこの季節。からっと晴れ渡る連休には、どこか前向きなエネルギーを感じる——ゴールデンウィークシーズンは、そんな特別な時間でもありますよね。  ただ、ハワイにいると、こうした「季節の高まり」のような感覚は、正直あまりありません。  というのも、ハワイはちょうど冬、いわゆる雨季を抜けたばかり。特に今年は記録的な雨や嵐のシーズンとなり、4月の下旬から、ようやく、からっと晴れて、ハワイの夏本番を迎えています。  そんな形で季節の移ろいはあるものの、日本のようにだんだんと暖かくなる頃に連休を迎え、それとともに気分が切り替わる感覚とは、少し違うのです。  日本人は働きものだといわれますが、日本のゴールデンウィークのように社会全体が一斉に休む大型連休があるのは、世界的に見ても実は珍しいスタイルです。  日本は年間の祝日は16日ありますが、私の働いているアメリカはおよそ11日ほど。カレンダーを見るたびに、日本の祝日の多さを感じています。  アメリカは、個人の裁量で有給休暇を取得するスタイルが一般的。ライフスタイルに合わせて休みを調整できる自由さがある一方で、「みんなで一斉に休む」高揚感はあまりありません。  隣の芝生は青く見えるもので、太平洋を隔てて日本のカレンダーを眺めながら、「ゴールデンウィーク、いいな」と羨ましく感じている自分もいます。  さて、そんな2026年のゴールデンウィークですが、旅行アプリ『NEWT(ニュート)』の新たな予約データが見えてきました。今回はそのデータをもとに、今年のゴールデンウィークにおける海外旅行の動向について読み解いていきたいと思います。 【関連記事】⇒2026年ゴールデンウィーク海外旅行動向を発表

今年ゴールデンウィーク、海外旅行先1位は?

2026年GWの人気海外旅行先ランキング

2026年GWの人気海外旅行先ランキング

 旅行アプリ『NEWT(ニュート)』の予約データによると、2026年の海外旅行先として、圧倒的な強さを見せたのは韓国でした。数字にすると全体の45.9%と、実に半数近くの人がゴールデンウィークの旅先に選んでいます。  ハワイにいる立場からすると、少し悔しさもありますが、この結果には納得感もあります。  韓国が選ばれる理由は、距離の近さやLCCの多さといったコスト面だけではありません。限られた時間の中でどれだけ満足度の高い体験ができるか、いわゆる“タイパ(タイムパフォーマンス)”の高さが大きいのではないでしょうか。  実際、私自身も仕事や子育てに追われる日々の中で、まとまった休みを確保するのは簡単ではありません。だからこそ、週末に1日プラスしたり、ゴールデンウィークをうまく組み合わせたりして、短期間でもしっかり楽しめる韓国を選ぶ人が増えている——そんな傾向も感じています。
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賢い選択先は?“中距離海外”に人が集まるワケ
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