あざと可愛い年下彼氏の家でアラサー女性がハチ合わせ。話は意外な方向へ…
男女問わず、自分が可愛いことを知っているだけでなく、それを利用する小悪魔タイプの人っていますよね。
そんな、あざと可愛いタイプが年上キラーとしてテクを身に着けたら…手玉にとられた女性の話をきいてみました。
白石美沙子さん(仮名・イラストレーター・33歳)は、料理が苦手。でも1人で外食するのもちょっと寂しいので、近所のテイクアウトできるお店を転々と回っていたそう。
「特にイラストの締め切りを乗り越えた後は、美味しいものが食べたいのでお気に入りの餃子(ぎょうざ)居酒屋に行ったんですよ」
すると、以前から気になっていた20代半ばぐらいの染谷将太似の店員さんが接客してくれたそうで…。
「しかも、餃子を2個サービスしてくれたんですよ! 嬉しくなっちゃって仕事の疲れも吹き飛びましたね」
さらに「お姉さんにだけ特別ですよ…」と、はにかんだ笑顔で言われてニヤニヤが止まらない美沙子さん。
「その後、1週間も経たないうちにまた買いに行っちゃいましたね(笑)すると今度は『餃子が焼き上がるまでこれ飲んでて下さい』と生ビールをサービスしてくれたんです」
お礼を言い、ビールを飲んでいると彼から「今度、僕と一緒に飲みに行って下さい」と紙に書いたLINEのID番号を渡されました。
「そしたら、その直後に彼が店長だと思われるゴツいおじさんに『てめぇ、またやったな!』と怒鳴られながら、首根っこをつかまれて猫みたいに店の奥に連れて行かれてしまって…え~? とパニクりましたね」
そのまま彼は戻って来ず、他の店員さんから餃子を受け取る美沙子さん。
「そんな別れ方をしたら、気になってしまって『どうしたの、大丈夫?』と思わずLINEしてしまいました」
すぐに彼から返信がきて、店に内緒で美沙子さんにサービスしてた事がバレてクビになってしまった事を知りました。
「あれって勝手にやってたんだ? と驚いていたら『落ち込んでいるから一緒に飲んで欲しい』と言われて…可哀想なので飲みに行く事にしたんです」
翌日一緒に飲んでみると、彼は24歳で劇団に所属しながら役者を目指していて、近所に住んでいる事が分かり…。
「落ち込む彼をなぐさめながら飲んでいたら、彼がフラフラになってしまったので…肩を貸しながら家まで送ってあげたんですよ」
そして、彼はアパートの前に着くと美沙子さんを抱きしめて「一目惚れして、ずっと好きだった。付き合って欲しい」と告白してきました。
「酔った勢いで言ってるだけで、どうせ起きたら覚えていないんだろうなと思って、彼をふとんに寝かせて帰ろうとしたら…ヒザ枕してくれなきゃ嫌だってグズられてしまって…」
ヒザ枕をしてあげると、安心した子供のようにスースー寝息を立てて眠ってしまったそう。
「なんだか、それで母性本能がくすぐられてしまって…翌日改めてお互いの気持ちを確認し合い、本当にお付き合いする事になったんですよ」
2人は、しばらく毎日のようにお互いの家を行き来していましたが…。
「彼から『明日の夕方に母親が泊まりにくるから、会えない。帰ったらまた連絡するね』と言われたんです」
ですが彼の部屋が散らかっていた事を思い出した美沙子さんは、気を利かせて掃除をしておいてあげようと思い夕方4時頃に彼の部屋を訪ねたそう。
「彼は留守だったので、合鍵で入って掃除していたら…急に私と同世代の女性が入ってきたんですよ…」
「誰?」と言われたので「私は彼の彼女ですが…」と答えると、その女性も「私も彼女なんですけど…」と返され、修羅場になるかと思われましたが…。

はにかみ笑顔で特別サービスされて…

24歳・劇団員の彼に告白された
同世代の女性と「私は彼女」「私も彼女」
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