温かいカルツォーネのメニューが楽しめるホットサンドですが、この中で選ぶなら「ぷりっと海老とムール貝のビスクソース」「ごろっとチキンと野菜のカポナータ」が総合的に良いでしょう。
ビスクソースの方はカロリー(221kcal)や脂質(8.6g)が最も低く、炭水化物も少なめ(23.7g)です。カポナータの方もカロリー(241kcal)、脂質(9.6g)、炭水化物(28.5g)と、ビスクソースに準ずる低さですが、トマトソースなどの野菜類を少量ですがとれるのもポイントです。
「どうしてもドリンクは甘いものが飲みたい」という場合には、炭水化物やカロリーが低いこれらのメニューを選びましょう。
逆に「ツナチェダーチーズ」はカルツォーネではなくパン生地なので、カロリーも504kcalと高く糖質(41.4g)や脂質(29.3g)も高いメニューです。そこまで高カロリーというわけではないですが、ドトールのフードメニューの中では高いです。タンパク質量は多い(19g)ので、運動をされる方にはアリだと思います。
では、ダイエット中の方はどのような組み合わせを選べば良いでしょうか? 管理栄養士として、以下の組み合わせ2つをオススメします。
①鴨肉のローストサンド×ブラックコーヒー(orストレートティー)
→糖質量が多いので、無糖の飲み物をチョイス。温かい方が満腹感を得られやすいのでホットが良いでしょう。
②ぷりっとエビとムール貝のビスクソース×豆乳ラテ(orカフェラテ)
→フードに不足しているタンパク質をラテでプラスしバランスをとりましょう。
このような組み合わせですと、ちょっとでもヘルシーに食べることができます。
また、上記以外のサンドを選んだ場合でも、ダイエット中の場合はなるべく無糖のドリンクを選びましょう。
たまにしか行かないのであれば好きなもの選んで楽しめば良いと思いますが、もし高頻度で通う場合は「選び方」が健康に影響することもあります。ドリンクかフード、どちらかを調整してを美味しく健康的に食べましょう。
<文/川村郁子>