高いといわれる通信料金が引き下がる流れの中、各社収益を保つためにも、支払金額的には引き下げ前と変わりないものの、ほかのサービスが追加され、セット価格として合計金額が安く見えるようなプランが今後もいろいろ出てくるでしょう。
例えば、水道、ガス、電気だけではなく、生活する上で必要なサービスや商品と密接につながることも推測できます。PayPay(ペイペイ)の当選確率が、ヤフープレミアム会員やソフトバンクモバイル、ワイモバイル利用者の場合アップするといったように、携帯以外の他のサービス利用時に使用しているキャリアによって優遇されるといった流れも出てくることでしょう。
ユーザーにとってこの優遇を上手に使えばお得なのはいうまでもありませんが、ここで気を付けたいのが、優遇を受けたいがために不必要なサービスや商品を購入しないこと。通信料金が下がったとしても、余計な支出が結果的に家計を圧迫する可能性もありますので、全体のバランスを見て、サービスや商品の選択を判断できればと思います。
<文/久原健司>