全ての試着が終わった後に、気になったアイテムがないかの感想を含めて、購入したいもの、他に見たいものがないかをヒアリング。色々と興味を持っていただいたようで……。おそらく、私が「あれは買ったほうがいい」と念を押せば間違いなく服を買ったことでしょう（笑）。 　ですが個人的にお買い物というのは本来、他人への気遣いなしに本当に良いと思うものを買っていただきたい。その場でスタイリストに遠慮なく「あれ欲しい、あれはいらない」と言える方は良いのですが気遣いができるお客さまはそれが難しいんですね。 「買ったほうが良い」と急かされて買う必要も、逆にアドバイスを貰ったのになんの戦利品も手にできていないことに焦る必要もありません。幸い、今回ご紹介したショップはオンラインショップもやっていた上にご紹介したアイテムは基本的に新作だったのですぐに売れる心配もないということで「一旦、家帰って考えましょう」という結論になりました。 　すぐに買うべき品（売り切れそう）か、そうでないかもスタイリストの判断による部分が大きいので、皆さんも依頼されたスタイリストさんに思い切って判断を仰いでも良いかなと思います。 　大事なのはショッピング同行を受けた後のご本人の満足感。頼んでよかった！ と思えるためにも、担当スタイリストとの綿密な打ち合わせをして当日に臨みましょう。次回は今回のショッピング同行を踏まえた上で、実際に皆さんがショッピング同行サービスを依頼する上での注意ポイントをご紹介いたします。 ＜文＆イラスト／角 侑子＞ ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】