ファッション苦手さんが半日で激変。スタイリストの買い物同行ってどんな感じ?
年齢に応じてどんなファッションに身を包めば良いのか分からなくなる……。そんな悩みを持つアラサー・アラフォー女性は非常に多いのではないでしょうか。
雑誌やネット記事にあるコーデを参考にするも、いまいち自分のファッションに落とし込めないときはプロのスタイリストの着こなしをレクチャーしてもらうのも一つの策。
とはいえ、プロスタイリストによる「ショッピング同行サービス」は当たり外れも多い上に、金額もなかなか高い。いきなり手を出すのに少しためらいますよね。
そこで今回は、スタイリストである角がお洋服の着こなしにお悩みの女子SPA!編集部N氏(36歳)と共にショッピング同行を計画。その様子と、ショッピング同行を依頼する際に押さえておきたいポイントをご紹介します。
N氏はかねてよりファッションの着こなしに悩みがあると話していました。「可愛い柄の服も憧れるんですけどね、だいたいいつも選ぶ服の色は黒とか。友達には『どぶ色の服ばっかり着てるよね』と言われます。くすみ系カラー選んでるつもりなんですけど、どぶ色って……(泣)」
どぶ色!(笑)じゃあ、お洋服買いに行きましょうよ。N氏に似合うコーディネイトを組みたいです。と提案し、2月某日に都内のショップへ二人で繰り出しました。
今回のショッピング同行のテーマは「春に似合うコーディネイト」と「妊婦の目立ったお腹をカバーできるファッション」。
おめでたいことにN氏は今6ヶ月目の妊婦さん。でも、マタニティウェアは着たくないんですって。というのも、マタニティウェアって手頃な値段じゃデザインはあんまり可愛くないし、おしゃれなブランドはなにせ普通の服より高い。しかも子どもが生まれたら使わなくなるんでもったいなく感じるのですよね。できれば通常のアパレルショップで、妊婦でも着られるお腹ゆったりな服を探したいとのこと。
そして最後までN氏が口にしていた「私! 本当に納得しないと服買いたくないんです! ケチですいません!」という言葉が非常に印象的でしたね。
でも、そんなものです。私だって自分で納得できない服にはたとえ3000円でも出したくない。「新しい自分を知りたいと思う気持ち」と、「気に入った服しか買いたくない」このどちらの欲もあって当然です。ただ、ショッピング同行を依頼する際は、どちらの要望がより強いかをご自身で意識しておくと良いかもしれません。
「せっかく高いお金を払ったのに、いつもと代わり映えしない服を買ってしまった」と後悔する方もいれば、「新しい着こなしを提案される通りに好きになれない服を買った」と後悔する方もいます。それはショッピング同行を通して、ご自身が本当に何を望んでいるのか、うまくヒアリングができていない可能性があります。なので、依頼する前に心構えとして目的をしっかり定めておくと良いですね。
N氏にアドバイスしたいことはたくさんありましたが、今回はとくに先の要望から「春特有のパステルカラーが似合わないことで、いつも代わり映えしない着こなしになる」というお悩みを解決することを私個人としては目的としていました。
お悩み「“可愛い”が怖くて、何を着ればいいか分からない」

要望その1「妊娠中のお腹をカバーしたい」
要望その2「気に入った服しか買いたくない」
