月9『監察医 朝顔』で、“ふつうの魔術師”こと風間俊介がいい味出してる
<ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ>
月9の新ドラマ『監察医 朝顔』(上野樹里さん主演・フジテレビ系)に、ジャニーズが誇る“ふつうの魔術師”こと風間俊介さんが出ています。
風間さんが演じるのは、主人公・万木朝顔(まき あさがお・上野さん)の恋人で、彼女の父・万木平(まき たいら・時任三郎さん)とバディを組む刑事・桑原真也役。朝顔と付き合っていることは、まだ平には内緒のようですが、“カノ父と行動を共にする”プレッシャーに耐える真也の姿は、微笑ましくて頬がゆるみます。
誰だって恋人の親には好印象をもたれたいもの。捜査中、行動のすばやい平に出遅れてあせったり、彼にどう評価されているか気になって朝顔に鬼LINEを送ったり……。やっぱりというか、平による評価は「普通。きわめて普通」というものだったのですが。
気にしぃだけど誠実で、人がよくて、一生懸命で。麗しい男子もいいけれど、本当は真也みたいな“最高のふつう男子”こそ得難い人ではないかと、ひしひしと感じます。そして、そんな男子をまるまる表現できるのが、風間俊介さんなのです。
飾り気のない黒髪、小柄な体躯、つぶらな瞳。素朴な風間さんは、まるで“白米”のように場になじみ、平だったり、あるいは同じ強行犯係の刑事・森本琢磨(森本慎太郎さん・SixTONES)だったり、クセのありそうな人が傍らに並んだら、心地よい対比でたがいの魅力を引き出せる人。
先日放送された第1話では、森本刑事とのシーンはあまりありませんでしたが、今後ジャニーズの先輩・後輩としてのからみも楽しみです。
恋人のほしい女性が「ふつうの人でいいんだけど……」というとき、おそらく思い浮かべるのは風間さんのような人。朝顔とのデートシーンで、“桜エビもち明太チーズもんじゃ”を突く様子も、自然で好ましいものでした。
どこにでもいそうで、どこにもいない、“ふつう”という名のスペシャリテ。それが風間俊介さんなのだと思います。
これから、つらい過去を抱える朝顔の“ふつうの日々”を、真也はどう支え関わっていくのか。風間さんの演技に期待が高まります。
<文/みきーる イラスト/二平瑞樹>
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まるで白米のような存在感って?
みきーる
ジャニヲタ・エバンジェリスト。メンタルケアカウンセラーⓇ。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!』