性的な行為をするときに、性別は関係ありません。生殖行為をするわけではなければ、異性間だろうが同性間だろうが愛になれる可能性は一緒です。異性間でしかそういった行為をしたことがない人はピンとこないかもしれません。
これは、だからといって性的指向(性的に魅力を感じる性別)を広げることを推奨しているわけではありません。でも想像はしてみてください。挿入しないレズビアンのセックスや、老人同士のセックスを。
女の子っぽいの対極には男の子っぽいがありますか? もしだとしたら女らしさと男らしさは二項対立になっているということでしょうか。性の対象としては、女性か男性かの二択で考えている人が多いので反対の存在であると捉えがちですが、そうではありません。LGBTQがどんどん浸透してきていますが、いろんな性があります。考えれば考えるほど分類できないんだとなり、結局は個人なんだとなります。
つまり、
性別ではなく個人と個人で向き合うのが人と人が付き合うときの基本です。男はみんな女性をモノ扱いしてエロい目で見るんだと決めつけていると、本来なら向き合える相手と出会った時に、その人を個人として捉えるのではなく男として分類して捉えてしまいます。
男である事は変わらないのですが男である前に個人なのです、その人なのです。
相手を見る時に性別で分類するより先に、その人個人で捉えるようにしてみて下さい。
そしてまた、人との向き合い方がそういったスタイルの男性が、世の中には少なくても必ずいます。批判を承知で言えば、日本より欧米とかに多くいるかもしれません。でも日本にもいます。そんな人と出会うために、固定概念はなくしておいてくださいね。エロは愛につながりますよ。
森林原人さん
<文/森林原人>
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