こんにちは。ヨガインストラクター・ビューティーフードアドバイザーの高木沙織です。 　空前のタピオカドリンクブームですね。都内を中心に専門店が続々と展開されていますが、どこも長蛇の列！ タピオカドリンクを手に街中を歩く女性の姿も珍しくありません。 　以前台湾に旅行をした際に初めてタピオカドリンクを口にした筆者もその美味しさは分かってはいるのですが……、心配なのは「タピオカって意外と太る」ということ。 　これまでは、タピオカドリンク＝美味しいという話題で持ち切りでしたが、最近は「ちょっと、タピオカって太るんじゃない？」と噂されていますよね。 　というのも、タピオカの原料はキャッサバという芋の一種だから。主に炭水化物というわけです。カロリーで言うと、キャッサバでん粉（可食部100g当たり）は346kcalほどあります。おにぎり（可食部100g当たり）179kcalと比較するとそのカロリーの高さがよくわかるでしょう。 　Sサイズのタピオカドリンク1杯に使用されるキャッサバでん粉の量はそこまで多くないにしても、ミルクティーやほうじ茶ミルク、抹茶ミルクなどと組み合わせれば高カロリーになってしまうのはご想像のとおりです。 【この記事もご参考に】⇒ブームのタピオカ、実は太る。タピオカミルクティーも要注意 　さて、そんなタピオカドリンク。ダイエット中は我慢した方がよいと分かってはいても、たまになら……という気持ちになってしまうこともありますよね。友達との付き合いで、ということもあるでしょう。 　どうしても飲みたくなってしまったら、次の項目を参考にしてみてください。 　ここからは、タピオカドリンクを比較的ヘルシーに飲むためのポイントを紹介していきます。 1. ベースとなるドリンクはミルクティーでなくてもよい タピオカドリンクと聞いて真っ先に頭に浮かんでくるのは、タピオカミルクティーでしょう。ミルクティー×タピオカは糖質同士なので、血糖値の上昇具合も気になるところです。また、ミルクティーをベースにするとカロリーも高くなるのであっさりとしたジャスミン茶やウーロン茶など糖質が少ないものをベースにタピオカをトッピングしてみてはいかがでしょうか。 2. サイズは迷わずSで 店舗によってはタピオカドリンクのサイズがS・M・Lと選択できるところもあります。大きいサイズのものはキャッサバでん粉の量も増えることになるので、カロリーは大幅に増加。ヘルシーに飲みたいのなら一番小さいサイズで。 3. トッピングはタピオカオンリー ミルクフォームやはちみつ、チョコレートなどのトッピングに加えて、タピオカの増量も控えましょう。 4. 氷抜きまたはホットで 冷たい飲み物は胃腸を冷やして機能を低下させ、代謝を下げる原因にもなるので氷抜きかホットでオーダーして。 　台湾で45店舗を構え、日本でもその味を楽しむことができるタピオカミルクティー発祥の店『春水堂』では、ホットの「タピオカ豆乳ジャスミン」「タピオカ豆乳鉄観音」といったメニューも展開されています。こちらを選ぶようにしましょう。