Gourmet

無印良品、カルディ…「魅惑の和スイーツ」コーヒーに合わせたい7選

④松永製菓の「生しるこサンド」(つぶあん・こしあん・抹茶) 1080円(5個入り)

松永製菓「生しるこサンド」(つぶあん・こしあん・抹茶)1080円(5個入り)

松永製菓「生しるこサンド」(つぶあん・こしあん・抹茶)1080円(5個入り)
(画像:松永製菓公式サイトより)

 名古屋発のご当地菓子、ご存知でしょうか? 今や全国区となった「しるこサンド」がレベルアップ、半生タイプとして登場しています。まだご存知ない方、知ってはいるけれど食べたことのない方も多いことでしょう。名古屋のモーニングで定番の「あずきトースト」よりもスイーツ感が高く、あんことコーヒーの運命的な出逢いを演出してくれます。名古屋に行くたびに探してしまう、大好きなアイテム。

⑤三万石の「ままどおる」 540円(5個入り)

三万石「ままどおる」540円(5個入り)

三万石「ままどおる」540円(5個入り)
(画像:三万石公式サイトより)

 こちらは福島県の代表銘菓。バターとミルクが甘く香る、どこか懐かしい焼き菓子です。商品名の「ままどおる」は、スペイン語で「お乳を飲む子」という意味だそうですが、どこかママのおっぱいを想起するような、潜在意識をくすぐるぬくもりを感じます。コーヒーでほっと一息つきたい時、母性に近い安らぎを求めたい人は、是非一度お試しいただきたい、後世に長く残したい名作和菓子だと思います。

⑥山田屋の「山田屋まんじゅう」 1個108円~

山田屋「山田屋まんじゅう」1個108円~

山田屋「山田屋まんじゅう」1個108円~
左から、こきび、山田屋まんじゅう、まろぶ

 こちらは、私が個人的に世界一おいしいと思うおまんじゅう。愛媛県・西予市に本店を置く和菓子屋さんが作る、わずか22グラムの小さな一口タイプのまんじゅうです。上品な甘さ、滑らかな舌触り、ほんのり華やかに残る後味。こんなに繊細な味わいは、他で味わったことがありません。そして素晴らしいのは、お茶で楽しむ時と、コーヒーで楽しむ時とでは、味わいが微妙に違うということ。熱狂的なリピーターの私は、文句なしにコーヒーを選びます。丁寧に作られた一粒チョコレートやマカロンに通じる、宝石のような極上スイーツです。

⑦黒棒本舗の「やわらか黒棒 「福大黒」」 1190円(1袋8個入×3袋)

黒棒本舗「やわらか黒棒 「福大黒」」1190円(1袋8個入×3袋)

黒棒本舗「やわらか黒棒 「福大黒」」1190円(1袋8個入×3袋)

黒棒本舗「やわらか黒棒 「福大黒」」1190円(1袋8個入×3袋) 最後にご紹介するのも、私が日頃から愛してやまない、福岡県・久留米市の老舗店の銘菓です。よくある「黒棒」とは一線を画し、「ふんわり柔らかい食感」が特徴。この食感と口どけこそが、黒糖の魅力を最大限に高めながら、コーヒーの香りもしっかり堪能できる奇跡のバランスなのでしょう。 <文・写真/スギアカツキ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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