――鹿野を演じた桜井さんとは、現場ではどんな感じだったのですか?
間宮「やりやすかったです。自分の性格的に、女優さんとどう接していいかわからないんですよ。
すっごく女の子らしい人とかだと話題が浮かばなくて。なんだろう、コスメ、とか? 流行、とか? 共通の話題がわからなくて(苦笑)。
特に年下の女優さんだと怖がられることもありますし。どう接していいかわからなかったりするんですけど、
桜井さんはベースがスポ根タイプなので(※桜井さんは学生時代ずっとバスケ部)、気を遣わずにいられました。僕ってすごい静かな日もあれば、急激にふざけたくなることもあるのですが、それをやっても大丈夫というか。だからとてもやりやすかったです」
――読者は主人公たちよりも年上が多いですが、最後にメッセージをお願いします。
間宮「こういう学生時代の青春映画を楽しめるのって、実は大人なんじゃないかと思うんです。たとえば、誰かを大事にできなかった自分とか、大事にしていたけれど、そうした気持ちをなくしてしまった自分とか、“あのとき”という経験がある分、大人の方のほうが、ドラマの奥のほうまでいける気がします」
(C) 2019映画『殺さない彼と死なない彼女』製作委員会
<文・写真/望月ふみ>
望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。
@mochi_fumi