シルエットの変化が少ないアイテムとしてはタイトスカートやフレアスカート等のスカート類があります。スカートの場合、長いか、短いかというシルエットの変化はありますが、膝丈タイトスカート、ミニのタイトスカートのようなものは、流行にあまり影響されません。 　シャツ、ブラウス、ワンピース等は中には古くても問題なく着られるものもありますが、ものによっては非常にタイトなシルエットであり、今着るとおかしいものというのもありますので、絶対に大丈夫とは言い切れません。 　そのほかデザイン的に流行とはあまり関係ないものは、エスニックやトライブと呼ばれる民族調の衣服です。東欧の刺しゅうが施されたスモックブラウスやトルコ風のカフタン、インド風のロングワンピース等、西洋の衣服とは違う文脈でデザインされたものは流行のシルエットの影響を受けにくいです。 　ただもちろん、大きいか、小さいかという問題はありますので、身幅や着丈等、サイズについては確認したほうがいいでしょう。 　いずれにしろ、実物を見ない、試着もしないで買う場合、思ったとおりのぴったりのものであることは、そう多くはないと思います。失敗してもいいぐらいの価格のものにするか、自分が要らなくてもまた売ることができるかを考慮して、選んでいくといいでしょう。 【小林直子さんの過去記事】⇒「一生もののコート」ってある？その選び方と買い時 ＜文／小林直子＞ ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】